食の世界でただひとこと「ジロー」と言われたら、それは「すきやばし次郎」でも「キッチンジロー」でもなく「ラーメン二郎」のことです。
円錐状に積み上げられた野菜。その上には白い背脂。チャーシューではなく「豚」というのがふさわしい茶色の肉塊。ゴワゴワとして黄色い太麺。そして妙に甘塩っぱいスープ・・・。
しかし最初に食べたときは「ああこれはぼくには合わないや、もうしばらくいいかなあ」と思ったのに「なぜか気になってしまい」足が向かうようになってしまうのだから不思議です。
ちなみにぼくは家で二郎を再現しよう、と思ってハナマサに豚のウデ肉を買いにいったところ、4.3キロパックしかなかったため泣く泣くチャーシューを4キロ食べるハメになったことがあります。あとどこの店を探してもグルエースが売ってないんですね。出来たものは「見た目だけ二郎」というシロモノで、いやあの味は素人では再現できないんだなあと反省しました。
そんな二郎も、ラーメンマンガの隆盛に伴ってマンガにもたびたび登場。とはいえ「ラーメン発見伝」に登場した際にはいかにも体育会系の親父が店主で、豪快な爆食系ラーメンとカテゴライズ、店名は「らーめん厨房どきゅん」、しかもファンが「どきゅんイズナンバーワン!」などと大声で連呼する、というなんだかなあ、って感じの登場の仕方でしたねえ。
ではマンガ界における二郎初登場はいつなのか?というと、今までぼくは泉昌之の「新さん」(画像ないです、すみません!)が初めてだと思ってました。
謎の人気店に興味を持った一見客が入店するも、店内では常連が「カラカラ」「マシマシ」などと呪文を連呼するディープな店だった・・・という話で、さすが孤独のグルメの久住氏!とニヤリとさせられる面白さでした。
しかし今回、もっともっと早く作中に二郎を登場させた男がいることが判明。それが出すね、実はもっとも早くマンガ界で二郎に着目してたのは課長島耕作だったんですよ! ってエッマジで?
80年代にモーニングの姉妹誌「オープン増刊」で、島耕作と作者・弘兼憲史が二人で映画を見て、その後ご馳走を食べる・・・という企画ページがあったんですが、そのラーメンの回にラーメン二郎三田本店が登場してます!

これは島耕作オススメの3店のうちの1店ですので、島耕作も若い頃はドンブリから野菜をこぼさずに上手に平らげて紙ナプキンで机拭いてたのかと思うと親近感が沸くというものです!
紹介文は弘兼氏によるものですが「店内は男100%」「ここまマゾヒスティックな中毒患者の集まる場所」「多い、安い!ザッツオール」「味覚殺しアブラ地獄」「小野菜ニンニク辛辛」と多少バイアスはあるものの掴んでるところは掴んでる紹介です。初出は1986年と、先駆けること実に23年! その島耕作もいまやCEOですからねえ・・・。
しかしこの本タイトルが「島耕作の優雅な1日」ってんですが、表紙は美女とワインを飲む島耕作。
まさか中に豚ダブルニンニクマシマシが登場するとは誰もしるまい。
ちなみに残りのオススメ2店は「土佐っ子」と「丸福」。・・・時代を感じますねえ。
円錐状に積み上げられた野菜。その上には白い背脂。チャーシューではなく「豚」というのがふさわしい茶色の肉塊。ゴワゴワとして黄色い太麺。そして妙に甘塩っぱいスープ・・・。
しかし最初に食べたときは「ああこれはぼくには合わないや、もうしばらくいいかなあ」と思ったのに「なぜか気になってしまい」足が向かうようになってしまうのだから不思議です。
ちなみにぼくは家で二郎を再現しよう、と思ってハナマサに豚のウデ肉を買いにいったところ、4.3キロパックしかなかったため泣く泣くチャーシューを4キロ食べるハメになったことがあります。あとどこの店を探してもグルエースが売ってないんですね。出来たものは「見た目だけ二郎」というシロモノで、いやあの味は素人では再現できないんだなあと反省しました。
そんな二郎も、ラーメンマンガの隆盛に伴ってマンガにもたびたび登場。とはいえ「ラーメン発見伝」に登場した際にはいかにも体育会系の親父が店主で、豪快な爆食系ラーメンとカテゴライズ、店名は「らーめん厨房どきゅん」、しかもファンが「どきゅんイズナンバーワン!」などと大声で連呼する、というなんだかなあ、って感じの登場の仕方でしたねえ。
ではマンガ界における二郎初登場はいつなのか?というと、今までぼくは泉昌之の「新さん」(画像ないです、すみません!)が初めてだと思ってました。
謎の人気店に興味を持った一見客が入店するも、店内では常連が「カラカラ」「マシマシ」などと呪文を連呼するディープな店だった・・・という話で、さすが孤独のグルメの久住氏!とニヤリとさせられる面白さでした。
しかし今回、もっともっと早く作中に二郎を登場させた男がいることが判明。それが出すね、実はもっとも早くマンガ界で二郎に着目してたのは課長島耕作だったんですよ! ってエッマジで?
80年代にモーニングの姉妹誌「オープン増刊」で、島耕作と作者・弘兼憲史が二人で映画を見て、その後ご馳走を食べる・・・という企画ページがあったんですが、そのラーメンの回にラーメン二郎三田本店が登場してます!


これは島耕作オススメの3店のうちの1店ですので、島耕作も若い頃はドンブリから野菜をこぼさずに上手に平らげて紙ナプキンで机拭いてたのかと思うと親近感が沸くというものです!
紹介文は弘兼氏によるものですが「店内は男100%」「ここまマゾヒスティックな中毒患者の集まる場所」「多い、安い!ザッツオール」「味覚殺しアブラ地獄」「小野菜ニンニク辛辛」と多少バイアスはあるものの掴んでるところは掴んでる紹介です。初出は1986年と、先駆けること実に23年! その島耕作もいまやCEOですからねえ・・・。
しかしこの本タイトルが「島耕作の優雅な1日」ってんですが、表紙は美女とワインを飲む島耕作。

まさか中に豚ダブルニンニクマシマシが登場するとは誰もしるまい。
ちなみに残りのオススメ2店は「土佐っ子」と「丸福」。・・・時代を感じますねえ。
中野店 岩井