今回ご紹介するのは野球漫画です。
いや~、それにしても広島強いですね~。マエケンが抜けてのこの快進撃、誰が予想したでしょうか?
私は30年来の虎党ですが…良いんだ、今年は・・・変革の年なので!若手を育てる年なので!
でも広島はちょっと応援してます。
さだやす圭 フォーシームです。作者のさだやす圭さんは『なんと孫六』を33年書き続けた方。ちなみに、この
33年という数字は月刊少年誌の最長寿漫画だったりします。(単行本としては全81巻)孫六でも途中からは野球
漫画になりましたが、こちらはよりリアルに野球の事が描かれています。
ちなみにタイトルにもなっているフォーシームですが、フォーシームとはいわゆるストレートの事です。
名前の由来ですが ボールが回転するときに縫い目(シーム)が4つ見えるように投げるのでフォーシーム。バック
スピンを掛けて投げるので直線に近い軌道になるのです。
最近良く使われているツーシームはフォーシームの投げ方で握りが違う投げ方です。ボール1周する間に縫い目
(シーム)が通過する回数は2回なのでツーシ-ムと呼ばれています。
どういう球かというと、フォーシームに比べ揚力を与える縫い目の数が少ないため揚力が小さくなる。
揚力が小さいということは、ボールが沈んだり、不規則な変化が起こったりします。なので、打者が打とうとす
ると微妙に変化をしてバットの芯を外すのに打ってつけの球になるのです。
さて内容はというと、
主人公の逢坂猛史は36歳、かつてはキングと呼ばれた剛腕投手でした。
でも当然36歳ともなるとストレート中心のパワーピッチャーは衰えてきます。
昨年引退をされた山本昌さんみたいに長く野球をやっている投手は技巧派が多いですからね。
勿論、かつては剛球投手で、技術を磨きうまく転身して、長く続けている投手もいます。
ただ、この逢坂猛史、性格もあってまあ、引かない。プレイスタイルを変える気はさらさらない感じです。
そんな逢坂に大事な試合の先発の出番が回って来ます。
逢坂も粘ったピッチングを見せますが、ピンチを迎えます。すると・・
簡単に交代を告げられます。
本当は、それほど信用されていなかったと知った逢坂が取った行動がこれです。
なんと監督をネックハンキングツリーです・・・
まあ、ありえないです。破天荒すぎます。
で、当然進退が問われることになりますが、まあ、この性格なんで引かない。
そうはいっても今の状況で野球を続けることは不可能
それで彼が取った行動は
なんとメジャー挑戦です。たまたま知り合ったメジャーのスカウトとのコンタクトにも成功し、海を渡る決意を
します。
そんなこんなでメジャーに挑戦する事になった主人公ですが、まあ、温かく迎えられる訳はありません。
あの事件や年齢的にも中々受け入れてもらえない逢坂にコーチはこんな条件を出します。
オープン戦無失点で抑えれば、契約するけど、そうでなければ解雇という条件
そして
そんなこんなで始まったオープン戦、クローザーとして見事条件を達成していくわけですが、
無茶ばかりする男です。ただ、仲間や読者を引き付ける純粋で熱い男でもありますけどね。
正式契約でまたも無茶な契約を吹っかけます。
いわいる連続セーブでのインセンティブ契約です。
1試合1ドル契約に始まり
10試合連続セーブで512ドル
20セーブで50万ドル、25セーブで1600万ドルといった具合。
日本記録が佐々木主浩氏の22連続セーブですから、1億円以上もらおうと思ったら大変な数字です。
まあメジャーでは、84連続という圧倒的な記録を持ったエリック・ガニエという投手もいましたが。
という訳で無茶な契約をふっかけた逢坂ですが、はたしてうまく行くのか・・・
続きは自分の目でチェックしてみてください。
そして、7巻にはなんと、○○も登場します。世界観を共有しているんですね~。
これからどうなるのか、2人の対戦はあるのか、実際のペナントレース同様、熱い展開間違いなしです!
自分も長期連載になっても付き合っていきますので、よろしくお願いします先生!
今回紹介した作品はこちら
他のさだやす圭作品はこちら
(コンプレックス/松下)
コンプレックス松下
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