ボーカロイド以外の漫画紹介3回目はこちらの一冊。
二ツ家あすさんの同居人はひざ、時々、頭の上。
コンプレックスのコスプレ店員のジローさんがニャン生のレンくんコスをしてて、
久しぶりにニコニコ動画にて『あぁ、素晴らしきニャン生』を聞いて、
猫視点お話が描かれた漫画を最近読んだなぁと思い出しまして紹介してみようと思いました。
主人公は作家の素晴と元ノラ猫のハル。
素晴は作家という職業からか、両親の墓参り中に出会ったハルを見て新作のネタになりそう……と連れ帰ります。
一方のハル、最初は素晴を警戒していて、でもご飯が貰えるなら…とちょっとだけここにいて
隙を見て出ていこうとしていました。
素晴自身が締め切りが近くなると何も食べなくなるせいか、ハルはいつか倒れちゃうのでは……と心配してご飯を素晴に分けに行ったりしました。
(自分の弟たちのこととかのシーン)
最終的には素晴がほうっておけなくなってしまい、一緒にいてあげる!とハル視点で綴られる場面ではハルの心境の変化が細かに描かれています。
(ハルの心境の変化のシーンを何枚か)
両方の視点で1話ずつ進んでいくのですが、やっぱりそこは人間と猫。話が通じてる場面はありません。
ちょっとしたすれ違いが生じつつも、一人と一匹仲良く暮らしているのを読んでいて胸がほわっとします。
一番のお気に入りは、ハルがネコなのに人間の素晴を守るのが自分の役目!と気張ってい
るこのシーン。
とっても可愛いです~!!
素晴も素晴で1巻では人とあまり接していなかったのが、ハルを介して段々と他人と話せていっているのが2巻でわかります。
この漫画はほのぼのしてて癒されるだけではなく、猫のハルが今まで邪見にされるだけでなんて自分勝手なのかしらと思っていた人間という種族に対して『素晴なら信用してもいいかも?』と思うようなっていること・素晴が仕事の事だけではなく、ハルという小さな命を自分が護る為に何をすべきか考えて行動するその場面が、この作品の中で一人と一匹がお互いがお互いに成長していっている姿を見れる……そんな作品であると私は思っています。
(コンプレックス/菅原)
コンプレックス 菅原
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