みなさんこんにちわ。 約月1回、当番の回ってくるこの"サーラの本棚"。先月の記事を書いてからもう1ヶ月経ってしまったかと思えば、月日の流れの早さたるや光陰矢の如し。記事の締め切り間近とはマジか......ページも頭も真っ白だぜ状態のうめだ店山崎です。
というわけで、今回も適当に本棚から取り出した一冊を紹介!
・リイド社/ドリヤス工場:有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。
今回紹介するのは、ドリヤス工場さんの"有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。"です。 "文豪ストレイドック"のアニメ化で文豪ブームが到来。書店では著名な作品のカバーが一新されるなど、低迷する活字文化の架け橋として新規の読者層を開拓できたのではないかと思います。
・太宰治/人間失格~冒頭より~
そんな時期と相まってか、書店に平積みされている"有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。"を手にとった方も多いのではないでしょうか?(コンビにでも売られてましたし) そう考えると、この"有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。"も、敷居の高いと思われる文学作品に触れるひとつのきっかけとなる作品になったのではないでしょうか。
収録作品も、太宰治の「人間失格」や芥川龍之介の「羅生門」、宮沢賢治の「注文の多い料理店」、カフカ「変身」アンデルセン「雪の女王」、夢野久作「ドグラ・マグラ」などなど、まさに"有名すぎる文学作品"が20タイトル以上も収録されている、入門としてはやや多いと感じるボリューミーな一冊。 "だいたい10ページくらい"で描かれてあるのですっ飛ばしてることは置いといて、話の流れは解るという感覚で読めば楽しめると思います。
・カフカ/変身~冒頭より~
・芥川龍之介/羅生門~冒頭より~
・中島敦/山月記~李徴の喋るシーン~
すでに半数以上読んでる、もしくは全部読んでしまっているという人でも水木しげるタッチで描かれる(水木パロ)ドリヤス工場先生の絵にも注目です。
これを機に文学男子、文学女子が増えることを願ってます。
シリーズ化され、現在は"有名すぎる"に引き続き、"定番すぎる"、"必修すぎる"と3冊発売中。
秋の夜長に、どうでしょう。
ドリヤス工場:だいたい10ページくらいでシリーズはこちらからもお求めいただけます。
ドリヤス工場先生の作風が気になった方はこちら↓
うめだ店 山崎
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