今回紹介するのはコミカライズのガンダムシリーズの中で
特にオススメしたい作品の一つです。
角川書店 長谷川裕一 機動戦士クロスボーンガンダム
この作品は劇場作品である「機動戦士ガンダムF91」の続編の位置づけで
劇場アニメの尺の関係上消化しきれなかった内容・設定を拾いつつ
「宇宙海賊」や「木星帝国」といった本作独特の展開をみせてくれます。
やはり目に付くのは「海賊」のガンダムということで
ドクロの意匠をほどこしたガンダムというのが特徴的。
宇宙世紀のガンダムとしては異彩を放っていたのでは?
それでも今ではゲームやガンプラにおいて人気の作品で
後のTVシリーズで「機動戦士ガンダムAGE」においては
リスペクトすかのように海賊(ドクロ)のガンダムが登場するぐらいです。
そして特に注目すべきは原作を担当しているのが富野由悠季監督ということです。
富野監督が漫画原作を担当するのはこの作品がほぼ初であり
それだけでも価値のある作品になるのではないでしょうか。
作中でも富野監督らしさがところどころに散りばめらニヤリとさせられます。
宇宙世紀のガンダムとしては内容やデザイン等、異色の作品とも思えますが
それでも納得させられるだけの力強さがある良作でもあります。
クロスボーンガンダムは長谷川裕一の手でこの後もシリーズ化しているので
気にいった方はいっしょにチェックしてみるのもいいかもしれません。
長谷川裕一「機動戦士クロスボーンガンダム」シリーズの通販ページはこちら
うめだ店 森田
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