先日は「描き文字だけで誰かわかる」ことに少し触れました。効果音の使い方や、描き文字のガラ、文字の特徴もろもろ含め、絵を見ずして「これは誰だれ」と分かる状態。
その代表例がこういうものです。まずは、

このふたつだけでも「ああ」とニヤリとした人は多そうですね。つぎは、
これは決定的ですね。このスタイリッシュさといったら! え?だれ?と分からなかった方、正解はまさしくこれです。
作者名がもう怖い字、というのはつのだ先生くらいでしょう。
楳図先生も古賀新一も日野日出志も伊藤潤二もたしかに独特の書体を持っていますが、つのだ先生のフォントの怖さには及ばない気がします。切るような字というか、知らん人だったら「角川の横溝正史シリーズの映画版のオープニングの題字(たとえば悪魔の手毬唄」とか)書いたの、じつはつのだ先生」とかいったら信じるんじゃないかと思いますね。
つのだ先生は絵柄も唯一無比ですし、本人のキャラクターもテレビの露出等で知名度が高い。しかしそれでいて、みんなが「そらで描ける」キャラを持っているかといわれると、たとえばトキワ荘仲間であるA先生や故赤塚先生ほどではないという、惜しい部分があります。百太郎や鬼形礼はみんなが描けるキャラクターじゃないですからね。しかしフォントのインパクトでいったら勝るのではないでしょうか? ジョジョフォントもいいけれど、つのだフォントも誰か作ってください! まあでも高速道路の行き先表示とかつのだフォントで書いたりしたら「先は霊界か恐山か」とみんなビビるとおもうけど。
さて、そんな余談はいいとして、先日の答え合わせです。
問1。藤子Aさん。
問2。東陽片岡さん。
問3。「ジャイアントキリング」ツジトモさん。
問4。「変ゼミ」TAGROさん。「る」に特徴がありますね。
問5。いわずもがな「HELLSING」平野耕太さん。7巻は特に最高の描き文字具合ですね。
問6。「はだしのゲン」中沢啓治さん。
問7。みうらじゅんさん。
問8。山上たつひこさん。字の太さや字の中の模様が特徴あります。でも「中春こまわりくん」ではどうだったかなあ・・・
問9。あさりよしとおさん。絵を見れば一発だと思うんですが、難しいですね。
問10。山田芳裕さん。一貫して描き文字はこうですね。
問11。弓月光さん。コレは難しいと思います。ぼくも当てる自信ないです・・・。
問12。「デトロイトメタルシティ」若杉公徳さん。
どうだったでしょうか? 正直問題に難がある部分もありますし、同じような描き文字を使っているほかの作家がいなくもない点もありますが、かなり特徴的な作家さんを選んでみました。でもぼくが他の方にこういったテストを出されたら、わかって2割か3割程度だと思います。難しいですね。
文字だけでは分からなくとも、絵を見ると「ああ」と思い出す方が大勢いたかと思いますが、そこから分かるように、描き文字はそれ単体でのモノではなくて絵と一緒に見るべきものです。絵の雰囲気、作品やタッチに合わせてのものだということに改めて気がつかされますね。たとえばつのだ先生だって、ギャグ調の作品ではあそこまで怖いフォントにしませんから!
まだまだ特徴的なフォントの作家さんはいますので、また折を見てこういうのをやりたいですね。
その代表例がこういうものです。まずは、


このふたつだけでも「ああ」とニヤリとした人は多そうですね。つぎは、

これは決定的ですね。このスタイリッシュさといったら! え?だれ?と分からなかった方、正解はまさしくこれです。

作者名がもう怖い字、というのはつのだ先生くらいでしょう。
楳図先生も古賀新一も日野日出志も伊藤潤二もたしかに独特の書体を持っていますが、つのだ先生のフォントの怖さには及ばない気がします。切るような字というか、知らん人だったら「角川の横溝正史シリーズの映画版のオープニングの題字(たとえば悪魔の手毬唄」とか)書いたの、じつはつのだ先生」とかいったら信じるんじゃないかと思いますね。
つのだ先生は絵柄も唯一無比ですし、本人のキャラクターもテレビの露出等で知名度が高い。しかしそれでいて、みんなが「そらで描ける」キャラを持っているかといわれると、たとえばトキワ荘仲間であるA先生や故赤塚先生ほどではないという、惜しい部分があります。百太郎や鬼形礼はみんなが描けるキャラクターじゃないですからね。しかしフォントのインパクトでいったら勝るのではないでしょうか? ジョジョフォントもいいけれど、つのだフォントも誰か作ってください! まあでも高速道路の行き先表示とかつのだフォントで書いたりしたら「先は霊界か恐山か」とみんなビビるとおもうけど。
さて、そんな余談はいいとして、先日の答え合わせです。
問1。藤子Aさん。

問2。東陽片岡さん。

問3。「ジャイアントキリング」ツジトモさん。

問4。「変ゼミ」TAGROさん。「る」に特徴がありますね。

問5。いわずもがな「HELLSING」平野耕太さん。7巻は特に最高の描き文字具合ですね。

問6。「はだしのゲン」中沢啓治さん。

問7。みうらじゅんさん。

問8。山上たつひこさん。字の太さや字の中の模様が特徴あります。でも「中春こまわりくん」ではどうだったかなあ・・・

問9。あさりよしとおさん。絵を見れば一発だと思うんですが、難しいですね。

問10。山田芳裕さん。一貫して描き文字はこうですね。

問11。弓月光さん。コレは難しいと思います。ぼくも当てる自信ないです・・・。

問12。「デトロイトメタルシティ」若杉公徳さん。

どうだったでしょうか? 正直問題に難がある部分もありますし、同じような描き文字を使っているほかの作家がいなくもない点もありますが、かなり特徴的な作家さんを選んでみました。でもぼくが他の方にこういったテストを出されたら、わかって2割か3割程度だと思います。難しいですね。
文字だけでは分からなくとも、絵を見ると「ああ」と思い出す方が大勢いたかと思いますが、そこから分かるように、描き文字はそれ単体でのモノではなくて絵と一緒に見るべきものです。絵の雰囲気、作品やタッチに合わせてのものだということに改めて気がつかされますね。たとえばつのだ先生だって、ギャグ調の作品ではあそこまで怖いフォントにしませんから!
まだまだ特徴的なフォントの作家さんはいますので、また折を見てこういうのをやりたいですね。
中野店 岩井