「百舌谷さん逆上する」の3巻、買いました。2巻から続く怒涛のネームの多さと急展開も堪能しましたが、今回は予想しなかったお菓子が登場したのにも注目。
小音が番太郎のバアちゃんにあったときにもらった菓子のひとつなんですが、
なんとブルボンのホワイトロリータなのです。そう、自分では買わないけれど母親や祖母が常備してるお菓子って感じですね。この一連のブルボンの袋ビスケットシリーズは。
一連の袋ビスケット(ブルボンのサイトでは袋ビスケットと称してました)シリーズとは、
「ルマンド」・・・ピンクと紫とグレーを混ぜたような微妙な色のココアクリームがかかってる、ロール状のパイ菓子ですね。歯ざわりがパリパリしてて快いですが、ポケットに入れて歩くとあっという間に崩壊するので注意です。
「チョコリエール」・・・舟状のクッキーの上にチョコがのってる菓子です。チョコが懐かしい味。仏壇によく供えられてます。
「エリーゼ」・・・ホワイトチョコをゴーフレット生地で挟んだお菓子。最近は箱に入って売っていることのほうが多く、スーパーでは袋のは見かけなくなりましたね。箱のヤツにはチョコ、イチゴ味が混在してるのもあります。
「レーズンサンド」・・・レーズンを柔らかい生地で挟んだもの。ものすごく歯茎にたまります。これも仏壇に供えられる率が高いですね。
「ルーベラ」・・・シガー上のバタークッキー。バター味が濃くてクセになります。
「バームロール」・・・バームクーヘン生地をホワイトチョコでくるんだもの。ものすごく歯茎にたまります。ちょっと気温が上がるとベトベトします。
「ホワイトロリータ」・・・ポキポキするクッキー生地をやっぱりホワイトチョコでくるんだもの。訳すと「白い幼女」・・・でいいのでしょうか。
以上の7つのことです。ちなみに7つ全て売っていることは稀で、レーズンサンドとエリーゼを除く5つが店頭に並んでいるパターンが多いですね。昔はもう1・2種類あったように思うのですが、気のせいかもしれません。ときおり安売りで100円になってたりしますが、かなり長年、ブルボンといえばこのシリーズという定番菓子でした。
ただ、若い子に人気があるというよりは、母親とかおばあちゃんに絶大な人気を誇る洋菓子です。同様の位置の菓子だと東ハトのアスパラガス(もしくはハーベスト)とか、日清のココナッツサブレとか、飴でいうならいちごみるくやライオネスコーヒーキャンデーとか、ああいう位置の「ひなびた洋菓子」ですね。自分では買わないんだけど年配の人からもらう機会が多い菓子というか。その「おもらい菓子」としてホワイトロリータが出てくるとは、篠房六郎さんはブルボンの立ち位置をよくご存知とみました。ぼくも「ホワイトロリータ」3年に一袋くらい買って食べますが、ときおりどんな味だったけなあと思って食べるものの

って感じになります。ルマンドは美味しいからこれこれもなくフツーに買って食べちゃいますが。
ブルボンは北日本食品という新潟の会社ですが、ぼくら新潟県民にとってブルボンはちょっと微妙な位置のブランドで、すくなくとも亀田製菓の絶対的な安定感・信頼度、地元ブランド感に比べると、やや落ちるといった捉え方をしている年配層が多いようです。でも新潟県民の心の故郷菓子というか、お盆に実家に帰って親戚が集まってる机のうえにルーベラやチョコリエールがあるとサマになる雰囲気菓子ですね。おれたち気取って高い輸入チョコとか買ったりもするけど、根の部分ではやっぱルマンドなんだよな・・・という、みかづきのイタリアンとポッポ焼きで育った身の上をふと振り返ってしまうようなお菓子ですね。
それはそうと今回の3巻では「はだしのゲン」ネタも。

・・・ってそれは麦だよ! でも名物の巻末マンガでは、逝去されたSF作家・伊藤計劃さんとの想い出でしんみりとさせられたりも。600円でこの満足度、って、サービス精神満点過ぎです。
小音が番太郎のバアちゃんにあったときにもらった菓子のひとつなんですが、


なんとブルボンのホワイトロリータなのです。そう、自分では買わないけれど母親や祖母が常備してるお菓子って感じですね。この一連のブルボンの袋ビスケットシリーズは。
一連の袋ビスケット(ブルボンのサイトでは袋ビスケットと称してました)シリーズとは、
「ルマンド」・・・ピンクと紫とグレーを混ぜたような微妙な色のココアクリームがかかってる、ロール状のパイ菓子ですね。歯ざわりがパリパリしてて快いですが、ポケットに入れて歩くとあっという間に崩壊するので注意です。
「チョコリエール」・・・舟状のクッキーの上にチョコがのってる菓子です。チョコが懐かしい味。仏壇によく供えられてます。
「エリーゼ」・・・ホワイトチョコをゴーフレット生地で挟んだお菓子。最近は箱に入って売っていることのほうが多く、スーパーでは袋のは見かけなくなりましたね。箱のヤツにはチョコ、イチゴ味が混在してるのもあります。
「レーズンサンド」・・・レーズンを柔らかい生地で挟んだもの。ものすごく歯茎にたまります。これも仏壇に供えられる率が高いですね。
「ルーベラ」・・・シガー上のバタークッキー。バター味が濃くてクセになります。
「バームロール」・・・バームクーヘン生地をホワイトチョコでくるんだもの。ものすごく歯茎にたまります。ちょっと気温が上がるとベトベトします。
「ホワイトロリータ」・・・ポキポキするクッキー生地をやっぱりホワイトチョコでくるんだもの。訳すと「白い幼女」・・・でいいのでしょうか。
以上の7つのことです。ちなみに7つ全て売っていることは稀で、レーズンサンドとエリーゼを除く5つが店頭に並んでいるパターンが多いですね。昔はもう1・2種類あったように思うのですが、気のせいかもしれません。ときおり安売りで100円になってたりしますが、かなり長年、ブルボンといえばこのシリーズという定番菓子でした。
ただ、若い子に人気があるというよりは、母親とかおばあちゃんに絶大な人気を誇る洋菓子です。同様の位置の菓子だと東ハトのアスパラガス(もしくはハーベスト)とか、日清のココナッツサブレとか、飴でいうならいちごみるくやライオネスコーヒーキャンデーとか、ああいう位置の「ひなびた洋菓子」ですね。自分では買わないんだけど年配の人からもらう機会が多い菓子というか。その「おもらい菓子」としてホワイトロリータが出てくるとは、篠房六郎さんはブルボンの立ち位置をよくご存知とみました。ぼくも「ホワイトロリータ」3年に一袋くらい買って食べますが、ときおりどんな味だったけなあと思って食べるものの


って感じになります。ルマンドは美味しいからこれこれもなくフツーに買って食べちゃいますが。
ブルボンは北日本食品という新潟の会社ですが、ぼくら新潟県民にとってブルボンはちょっと微妙な位置のブランドで、すくなくとも亀田製菓の絶対的な安定感・信頼度、地元ブランド感に比べると、やや落ちるといった捉え方をしている年配層が多いようです。でも新潟県民の心の故郷菓子というか、お盆に実家に帰って親戚が集まってる机のうえにルーベラやチョコリエールがあるとサマになる雰囲気菓子ですね。おれたち気取って高い輸入チョコとか買ったりもするけど、根の部分ではやっぱルマンドなんだよな・・・という、みかづきのイタリアンとポッポ焼きで育った身の上をふと振り返ってしまうようなお菓子ですね。
それはそうと今回の3巻では「はだしのゲン」ネタも。

・・・ってそれは麦だよ! でも名物の巻末マンガでは、逝去されたSF作家・伊藤計劃さんとの想い出でしんみりとさせられたりも。600円でこの満足度、って、サービス精神満点過ぎです。
中野店 岩井