※ 食事中の方、またゴルゴじゃないほうの「G」が苦手な方は見ないでください!
・・・いまならまだ引き返せますよ?
前回は純粋に白飯を紹介しましたが、今回はちょっと趣向を変えて炊き込み御飯を紹介しましょう。
炊き込み御飯というとどうも米飯給食を思い出します。家庭にもよると思いますが、我が家ではあまり食卓にのぼることがありませんでした。そういえば丼もの、定食、釜飯は専門店がありますが、炊き込み御飯というと料亭的なもので季節の炊き込み御飯をちょこんと出す程度で専門店はない。で、テイクアウト業界でも「おこわ」というおばあさんの友のほうが需要は上です。弁当チェーンでもみかけません。いまや炊き込み御飯は家庭でしか食べれないものですね。
さてここで話は変わって「恐怖新聞」の4巻。悪魔つきになった少女を救おう、と鬼形礼と級友が教会に乗り込み、さあゴハンだ・・・と食卓を囲む。なんかナマぐさいニオイしない?とヒソヒソいいあうがその匂いがなんなのかわからない。いっただっきまーす!と鬼形はゴハンを口に運ぶが、

「ガシュ」と音が。えっ? ゴハンってそんな音したっけ・・・と不穏な気分に・・・

ゴハンの中にゴキブリが入ってた! うえ~~~~。そらガシュっていうわ!!

そんなバカな! ゴハンの中にゴキが紛れ込んでたのかしら? と調理したオバサンは驚いて炊飯ジャーをひらくと・・・

ギャーーー!! とんでもない衛生博覧会が炊飯ジャーの中で繰り広げられてました! ・・・ていうか、ゴハンよそうときにこれで気がつかない、って何! おまえ茶碗によそう気マンマン、炊き込む気マンマンだろ!って鬼形に言われても言い返せないゴキっぷりです! みんながギャー、オエー、グエッと吐いたり騒いだりしてるのに、ひとり整然としてるのがいるぞ?

力強く「ムシャムシャ」。意にも介さず食べつづけます。これが悪魔に取り付かれた少女なわけですが、やめなさい!と注意されるも


「生きているゴキブリはとってもかわいいし、死んだら食べればすごくうまいじゃないか!!」・・・いやいやいや、かわいくはないよ。しっかしなんでこりゃ一発で悪魔つきだな、と悟られるような発言するんですかね西洋の悪魔は。口調が男になった時点で怪しさ山もりですが、ゴキ飯を茶碗に持って気がつかないようなヤツらなので「何いってるの!」と気がつきもしない鈍感さです! ここまで鈍感な奴らが悪魔払いなんか出来るんでしょうか。出来ませんとも。

この悪魔少女はゴキ擁護派なだけあり、ゴキを統率して鬼形らにイヤがらせ。これかさっきの生臭いニオイは! ゲゲ~~。この絵もマンガ絵ではなく、なぜか写真のゴキをコピーして張り付けまくってるためファンシーさゼロ、みててウンザリするリアル具合です。あっという間に部屋を占拠するゴキたち・・・。
このあと怖くなった鬼形たちは110番するのですが、「ゴキブリが大量に出て怖いからすぐ来てください!」などと呼ばれたんでしょうか警察の人は? それホントに俺らの出番? と思いつつもしぶしぶ現場に向かったに違いありません。仕事とはいえ同情するほかないですね。
それにしても悪魔も少女に取り付いてゴキ動かす程度じゃー、あんまり効果ないような気がするな。せっかく海外からわざわざきてるんだからもっとハデなことやらかして欲しいです。ちなみにこの悪魔は聖水かけられたくらいで除霊されちゃうんですが、これでは当のゴキブリ以下の生命力。もっとあのしぶとさを見習って欲しいですね。
このブログはだいたい深夜12時近辺に更新されるわけですが、寝る前に気分悪くなった人ごめんなさい! ですがこのグロめしシリーズ、以後ももちょっとだけ続くんです! やたらと白飯~シリーズだったときには要注意です!
中野店 岩井