「孤独のグルメ」の原作者である久住さんが某「K独のグルメ」のドラマ化の話がきたが主演が長嶋一茂、と聞いて断った・・・というエピソードが話題になってます。
まあ長嶋氏の周辺に不穏なうわさがある昨今、ふつうにナイ話ですし、原作のイメージをまるで無視するかのようなキャスティングに衝撃を覚えたファンも少なからずいるでしょう。ただ、世の中ほうっておくと世間とのズレを厭わずに何でもかんでも主張し始める人はいるのかもしれないと不安になった方も同様に少なくないと思います。もし久住氏が断らなかったら、大変な原作破壊がテレビ画面で行われたということですから。ココまでいくと原作破壊どころか原作陵辱、原作輪姦、原作大虐殺です。
僕も少なからぬファンですが、ニュース聞くや近年ないくらい大爆笑しましたね。世の中いろんなことを考える人がいるなと思いましたが、「井の頭五郎を演じさせるとよいと思う男性俳優ランキング」を電通とかが候補であげていって、上位500位に入ってるかどうかですよ。長嶋一茂という選択肢は。極端な話「一茂をのぞいた日本の中年俳優」からまず選ぶのが合理的とすらいえるくらいです。多分だけど、「孤独のグルメをドラマでやる」のが目的なんじゃなく「何らかの事情で長嶋一茂を主役に据えたドラマを作」ことが主題なんじゃないでしょうか。
僕の中の一茂氏といえば、現役時代「バント練習せい」と言われて激怒し「土井!?あいつつかえねえよ! 誰だよあんな奴呼んだのはよ!!」と暴言を吐き叱られシュンとするとか、野球解説者になるも語彙が少なすぎて何を言ってるかチンプンカンプンだったとか、そのあとフジテレビの極真+K1ムーヴメントに乗っかって極真に入門、妙に短い道着を着てエイ!エイ!と声を張り上げ身長が15センチくらい低い相手に組み手してるとか、むやみやたら食べるとか、(贈答品が長嶋家に山のように送られてくるので)果物は全部桐箱に入ってるものだと思っていたとか、かと思うとなんでも売り払うとか、そういうなんていうか朴訥で牧歌的な人柄です。見るからに「孤独」でもないし「グルメ」でもない。タイトル意を人格がまず否定するキャスティングというのはいい度胸といわざるを得ません。
そもそも井の頭五郎は海外からアンティークを集めて売るバイヤー。一茂氏は家にあった父親の持ち物を勝手に売り払う人です。これだけで基本的な性格がまるで違うことが分かるというものです。
それに谷口ジローのマンガに登場する雰囲気がありません。人間を絵柄でたとえるなら、集英社のビジネスジャンプ系とかスーパージャンプ系、週刊漫画タイムスとかマンサンとかあっちの絵柄です。猿渡哲也が似顔絵を描くと似るカンジがあります。
しかし、あえてその世間の総意を曲げて、むしろこのシーンは一茂氏に演じてもらいたいというシーンをチョイスしたいと思います。
妙に目がクリクリしてて、五郎らしくない顔です。他は誰がやってもそれはいいんですが、ココのシーンだけ、一茂氏がやるとハマるとおもう。
バスの中で眠るシーン。なぜかガチムチ系のコラに使われがちなコマですが、一茂氏はやや高い声色含めてせりふをしゃべるととたんに五郎ぽくなくなると思うので、このシーンは狙い目です。
そして無言で目をきらきらさせてバンバン食いまくるシーンもまた一茂氏にマッチしているので、この屈指の名シーンも一茂氏が演じることが望ましいですね。体の大きな男がムシャムシャ食べるマッチョな快感に満ちたシーンは似合うと思います。
同様にガタイのよさと格闘技経験者を生かすなら、こんなシーンもお手の物ですが・・・
こんなふうに名言をさらりとつぶやくシーンを一茂氏がやってしまうと、高い声で早口でまくし立てるスットンキョウな印象になるので台無しです。ほんとに「なにワケ分からねえこといってやがる!!」と言われること必定です。しかし「長嶋一茂=井の頭五郎」をアリと信奉する一部の人は、一茂氏がこのシーンやって演じきれる・味わいがあると思ってる話になるわけですが、まだこれだったら小沢一郎や麻生太郎が井の頭五郎になったほうがイイくらいです。
野球界でも屈指のイイ体格は、汗だくランニングで「フトシ!フトシ!」と連呼するシーンでこそ活きます。貧弱系体格の昨今の男優では演じれません。「あんたなにかやってたの」「ええ、野球をちょっと」と衒いなく言えるのも利点ですね。
まあ長嶋氏の周辺に不穏なうわさがある昨今、ふつうにナイ話ですし、原作のイメージをまるで無視するかのようなキャスティングに衝撃を覚えたファンも少なからずいるでしょう。ただ、世の中ほうっておくと世間とのズレを厭わずに何でもかんでも主張し始める人はいるのかもしれないと不安になった方も同様に少なくないと思います。もし久住氏が断らなかったら、大変な原作破壊がテレビ画面で行われたということですから。ココまでいくと原作破壊どころか原作陵辱、原作輪姦、原作大虐殺です。
僕も少なからぬファンですが、ニュース聞くや近年ないくらい大爆笑しましたね。世の中いろんなことを考える人がいるなと思いましたが、「井の頭五郎を演じさせるとよいと思う男性俳優ランキング」を電通とかが候補であげていって、上位500位に入ってるかどうかですよ。長嶋一茂という選択肢は。極端な話「一茂をのぞいた日本の中年俳優」からまず選ぶのが合理的とすらいえるくらいです。多分だけど、「孤独のグルメをドラマでやる」のが目的なんじゃなく「何らかの事情で長嶋一茂を主役に据えたドラマを作」ことが主題なんじゃないでしょうか。
僕の中の一茂氏といえば、現役時代「バント練習せい」と言われて激怒し「土井!?あいつつかえねえよ! 誰だよあんな奴呼んだのはよ!!」と暴言を吐き叱られシュンとするとか、野球解説者になるも語彙が少なすぎて何を言ってるかチンプンカンプンだったとか、そのあとフジテレビの極真+K1ムーヴメントに乗っかって極真に入門、妙に短い道着を着てエイ!エイ!と声を張り上げ身長が15センチくらい低い相手に組み手してるとか、むやみやたら食べるとか、(贈答品が長嶋家に山のように送られてくるので)果物は全部桐箱に入ってるものだと思っていたとか、かと思うとなんでも売り払うとか、そういうなんていうか朴訥で牧歌的な人柄です。見るからに「孤独」でもないし「グルメ」でもない。タイトル意を人格がまず否定するキャスティングというのはいい度胸といわざるを得ません。
そもそも井の頭五郎は海外からアンティークを集めて売るバイヤー。一茂氏は家にあった父親の持ち物を勝手に売り払う人です。これだけで基本的な性格がまるで違うことが分かるというものです。
それに谷口ジローのマンガに登場する雰囲気がありません。人間を絵柄でたとえるなら、集英社のビジネスジャンプ系とかスーパージャンプ系、週刊漫画タイムスとかマンサンとかあっちの絵柄です。猿渡哲也が似顔絵を描くと似るカンジがあります。
しかし、あえてその世間の総意を曲げて、むしろこのシーンは一茂氏に演じてもらいたいというシーンをチョイスしたいと思います。
妙に目がクリクリしてて、五郎らしくない顔です。他は誰がやってもそれはいいんですが、ココのシーンだけ、一茂氏がやるとハマるとおもう。
バスの中で眠るシーン。なぜかガチムチ系のコラに使われがちなコマですが、一茂氏はやや高い声色含めてせりふをしゃべるととたんに五郎ぽくなくなると思うので、このシーンは狙い目です。
そして無言で目をきらきらさせてバンバン食いまくるシーンもまた一茂氏にマッチしているので、この屈指の名シーンも一茂氏が演じることが望ましいですね。体の大きな男がムシャムシャ食べるマッチョな快感に満ちたシーンは似合うと思います。
同様にガタイのよさと格闘技経験者を生かすなら、こんなシーンもお手の物ですが・・・
こんなふうに名言をさらりとつぶやくシーンを一茂氏がやってしまうと、高い声で早口でまくし立てるスットンキョウな印象になるので台無しです。ほんとに「なにワケ分からねえこといってやがる!!」と言われること必定です。しかし「長嶋一茂=井の頭五郎」をアリと信奉する一部の人は、一茂氏がこのシーンやって演じきれる・味わいがあると思ってる話になるわけですが、まだこれだったら小沢一郎や麻生太郎が井の頭五郎になったほうがイイくらいです。
野球界でも屈指のイイ体格は、汗だくランニングで「フトシ!フトシ!」と連呼するシーンでこそ活きます。貧弱系体格の昨今の男優では演じれません。「あんたなにかやってたの」「ええ、野球をちょっと」と衒いなく言えるのも利点ですね。
中野店 岩井