08年11月28日に、この記事で「きのう何食べた?」について取り上げました。雑誌掲載時の同作で、年末にケンジがひとりサッポロ一番みそラーメンをつくる・・・と言う話です。
この回のフリーダムにインスタントラーメン(以下袋ラーメン)をつくるというのが好きで。たぶん男にとって最初に料理に手を出すところ、っていうのが袋ラーメンなんじゃないかと。袋ラーメン→野菜炒め→チャーハン・・・という流れです。まあこれだけできれば生活はとりあえず出来ますな。魚をおろす必要はないけれどとりあえず炒めが出来れば食いもんは出来る、と。
よく草食系男子、肉食系男子とかいうし、その特徴もこまごまといわれたりしますが、両者のボーダーは「片栗粉が台所にあるかどうか」だと思います。肉炒めてあとレンジご飯とカップ味噌汁、という生活の男子は片栗粉を必要としないですからね。それに肉食系の男子はなにかにとろみをかけようとしないと思う。あと肉にはトロミかけなくとも食えるが、野菜はあんかけ状にすること多いし。だとすると僕は草食系と言うことになりますが、ちょっとそれもフに落ちんですね。
まだ単行本に収録されてないことし9月掲載の「きのう何~」で、料理の腕前が玄人はだしのゲイ男性が出てきましたが、彼氏は「クスクスをつくったり、フランベしたり、タジン鍋を持っている」ようなヒトだという記述がありました。この辺の記述が料理をやりこんだヒトにありがちで「あはは、あるある」というカンジで笑わせてもらいましたね。料理に凝るの極北が「タジン鍋を持っている」だと思います。
流れ的には「コショウを手挽きしたがる」→「けっこうする圧力鍋を買う」→「鮫皮のわさびおろしをつかう」→「有次に興味をもつ」→「銅でできた丼用の鍋、卵焼き用のフライパンがある」→「鍋とかは使い古しだけど、ザルとかボウルとかに金をかける」→「契約農家を使い出す」→「パスタマシンの切り刃が3種類以上もってる」→「スパイスまでオーガニック」→「タジン鍋」という流れではないでしょうか。
話がずれてしまいましたが、さてその「きのう何食べた?」3巻出ましたね。ということで前回気付いたキャベツと白菜の記述ミスはどうなっていたかと言うと・・・。
これが雑誌掲載時。
これが3巻。
同じくこっちが雑誌時で
こっちがコミックス版。ちゃんと修正されていますね。特にラーメン丼の絵は手書きで直してます。写植貼り直しでチョチョイと直すのではなく、きちんと手書き文字で修正されています。そして欄外で「えーと、夏場は白菜キャベツにしてケンジは食べます」と補足も。重箱のスミ的なツッコミにも関わらずすみませんとこっちが謝りたくなるほどです。
でもこういうミスって意外と直されないんですよ。特にヒゲ。ヒゲの書き忘れってホント多いんですが、単行本や増刷で直されてるなんてほとんどありません。たとえばこの記事でも気になってた芹沢のメガネのつる書き忘れも、最近出た26巻で確認したところ直ってませんでしたしね。
それにしてもこのシリーズはよしなが先生にとっては本気ではない、肩の力を抜いたシリーズだとはいえ、単行本絶対買いですよねえ。「よつばと!」と「きのう何食べた?」が出ると、ああもう少しで今年も終わりなんだよなあ・・・って思うんです。両者とも1年に1冊ずつのペースで、しかもほぼ同じ時期に重なるんで、なおのこと1年に1冊「しか」でないんだってこともなんかもったいないなあと。
この回のフリーダムにインスタントラーメン(以下袋ラーメン)をつくるというのが好きで。たぶん男にとって最初に料理に手を出すところ、っていうのが袋ラーメンなんじゃないかと。袋ラーメン→野菜炒め→チャーハン・・・という流れです。まあこれだけできれば生活はとりあえず出来ますな。魚をおろす必要はないけれどとりあえず炒めが出来れば食いもんは出来る、と。
よく草食系男子、肉食系男子とかいうし、その特徴もこまごまといわれたりしますが、両者のボーダーは「片栗粉が台所にあるかどうか」だと思います。肉炒めてあとレンジご飯とカップ味噌汁、という生活の男子は片栗粉を必要としないですからね。それに肉食系の男子はなにかにとろみをかけようとしないと思う。あと肉にはトロミかけなくとも食えるが、野菜はあんかけ状にすること多いし。だとすると僕は草食系と言うことになりますが、ちょっとそれもフに落ちんですね。
まだ単行本に収録されてないことし9月掲載の「きのう何~」で、料理の腕前が玄人はだしのゲイ男性が出てきましたが、彼氏は「クスクスをつくったり、フランベしたり、タジン鍋を持っている」ようなヒトだという記述がありました。この辺の記述が料理をやりこんだヒトにありがちで「あはは、あるある」というカンジで笑わせてもらいましたね。料理に凝るの極北が「タジン鍋を持っている」だと思います。
流れ的には「コショウを手挽きしたがる」→「けっこうする圧力鍋を買う」→「鮫皮のわさびおろしをつかう」→「有次に興味をもつ」→「銅でできた丼用の鍋、卵焼き用のフライパンがある」→「鍋とかは使い古しだけど、ザルとかボウルとかに金をかける」→「契約農家を使い出す」→「パスタマシンの切り刃が3種類以上もってる」→「スパイスまでオーガニック」→「タジン鍋」という流れではないでしょうか。
話がずれてしまいましたが、さてその「きのう何食べた?」3巻出ましたね。ということで前回気付いたキャベツと白菜の記述ミスはどうなっていたかと言うと・・・。
これが雑誌掲載時。
これが3巻。
同じくこっちが雑誌時で
こっちがコミックス版。ちゃんと修正されていますね。特にラーメン丼の絵は手書きで直してます。写植貼り直しでチョチョイと直すのではなく、きちんと手書き文字で修正されています。そして欄外で「えーと、夏場は白菜キャベツにしてケンジは食べます」と補足も。重箱のスミ的なツッコミにも関わらずすみませんとこっちが謝りたくなるほどです。
でもこういうミスって意外と直されないんですよ。特にヒゲ。ヒゲの書き忘れってホント多いんですが、単行本や増刷で直されてるなんてほとんどありません。たとえばこの記事でも気になってた芹沢のメガネのつる書き忘れも、最近出た26巻で確認したところ直ってませんでしたしね。
それにしてもこのシリーズはよしなが先生にとっては本気ではない、肩の力を抜いたシリーズだとはいえ、単行本絶対買いですよねえ。「よつばと!」と「きのう何食べた?」が出ると、ああもう少しで今年も終わりなんだよなあ・・・って思うんです。両者とも1年に1冊ずつのペースで、しかもほぼ同じ時期に重なるんで、なおのこと1年に1冊「しか」でないんだってこともなんかもったいないなあと。
中野店 岩井