優駿たちの蹄跡
集英社 ビジネスジャンプ やまさき拓味
ただの競馬漫画と侮るなかれ、馬と人との様々な温かいスーパーホース列伝です。
競馬界を彩るスーパーホース達、その馬、騎手、調教師・・・
牧場の人々から、馬の姿に魅せられる人。
競馬には様々なドラマが付きまといます。
連載時期が頃なので出てくる馬がすこーし古いですが
有名な馬とその熱いドラマが優しく語られます。
基本的には有名な馬の活躍記を中心に描かれています。
馬の描写、展開の熱さが良く伝わるよう描かれています。
馬の話の合間に、馬に関わる人々の描写も多く
騎手が騎手になるまでを書いてあったり
馬の蹄鉄をつくるひとの話があったり。
紹介した以外にも老夫婦の話だとか、若い兄ちゃんの話があったり
十数頭の馬がかけっこする。ただそれだけなのに魅せられた人たちには
さまざまなドラマが生まれている・・・。
もちろん話の中心にあるのは競馬なのですが
お話の中身は動物と人とのハートフルストーリーで構成されています。
今年の冬は動物の話であったかくなりませんか。
オマケで、1話が終わるたびにランダムで当時の馬券の
写真が貼られています。
この馬券もまたいいドラマを持った馬たちの馬券で
競馬ファンならきっと胸が熱くなるはず。
なお、こちら2012年に「新優駿たちの蹄跡」というタイトルで別シリーズがあります。
いずれまたご紹介いたします。
(グランドカオス・高井)
【今回紹介のコミックは通信販売でSAHRAからご購入いただけます】
やまさき拓味のすべての作品はこちら。
代表作、「優駿の門」もこちらからどうぞ。
グランドカオス 高井
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