さて、9月・・・
中央競馬では夏競馬も終り、 いよいよ秋の祭典へ向けての開催に切り替わりましたね。
地方では、様々なレースがおこなわれる中 個人的に気にしていたのが8月13日の「ばんえいグランプリ」。
今年も盛り上がっていましたね。 ばんえい?なにそれ? となる方が多いかもしれません。
そんな方の為にコチラのコミックを紹介!
小学館 荒川弘 銀の匙silver spoon
こちらは札幌の進学校にて勉強、受験で挫折を味わった後、
先生に薦められた帯広の大蝦夷農業高校で学園での寮生活や部活動を通じ
主人公、八軒勇吾の成長が描かれる農業、畜産を織り交ぜまくった学園モノ漫画です。
北海道の自然、厳しさ、人との暖かいつながりや農家の経営という現実・・・
いいことも重いこともきついこともたくさん書いてあって、ご紹介したいページは山ほどあるのですが・・・!!!!
あえて!!馬!!に偏って紹介して行きます!!!
・八軒勇吾、ばんえい馬との出会い
学校が広すぎて迷子になるなか、馬術部の御影さんがばんえい馬と共に登場。 馬術部に入るきっかけともいえますね。
馬に乗る少女とのボーイ・ミーツ・ガール、良いですね! 時代が変われど最高です。
・御影さんに誘われて、ばんえいの帯広競馬場へ・・・
「競馬場じゃん!」競馬場ですとも!!ええ!!めちゃくちゃ楽しいテーマパークです。 リッキー君もしっかり登場!かわいい。
帯広競馬場敷地内のとかちむらや博物館もたのしいですよ。レースに興味のない方も楽しめます!!
・ホムンクルスばりの画力で描かれるばんえい馬!!
このシーンは圧巻!実際のばんえいレースを思い出します!!
この後にも細かいレース描写や簡単なルール説明など入ります。 一般の競馬とはまた違う魅力ですね。
・馬術部の練習もしっかりと。
先生の一言が沁みます。
・冬が来ても、ばんえい。
11巻を超えた辺りから1年生編から2年生編へ移り変わります。 その間のひと時にも、いつだってリッキー君がそばにいる!?
・馬術部の競技の描写の変わりようがすごい。
13巻ではいよいよ3年生編。 もともと経験者の御影さんの技術も上がっているようです。
八軒たちも、後輩が出来、初心者じゃない!はず!? 八軒の競技描写の違いにも注目です!
いたるところで馬が出てくるこの漫画。
もちろん馬以外にも豚、牛、鶏、鹿、様々な動物が出てきます。
経済の中での動物、という描写ではありますが、動物が好きな方であれば 一度は目を通していただきたいコミックです。
動物や人とのかかわりで八軒が変わっていく様を見ていると 勇気がわいてくるかもしれません。
ちなみに・・・馬が出てこないシーン以外ではこういうシーンが好きです。
何気ない描写ですが、学園生活であり寮という共同生活の中で 八軒の色んな感情が成長していく過程が描かれています。
こういったシーンはいたるところにちりばめられていて 何度読んでも面白い作品に仕上がってます。
SAHRAでの通販はコチラ 「銀の匙silver spoon」
荒川弘の作品一覧はコチラ
グランドカオス 高井
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