先日の皐月賞、アルアインの快勝も記憶に新しいこの頃ですが・・・
皐月賞が舞台の競馬漫画がコチラ。
講談社 原作:田原成貴 作画:本宮ひろ志 勝算
※こちらは文庫版の表紙です。小さい文字
原作、作画と相まって、リアル路線の競馬漫画に仕上がってます。
ストーリーの流れはコチラ。
落馬事故から毎度真剣に騎乗しているとは言えない、落ちぶれた騎手、北條。
この息子がさらわれます。(いともあっさりと)
犯人の要求は北條の乗り馬「マイホープを勝たせろ」ということ。
苦渋の決断、しかし無情な競馬会の決定と打ちひしがれる北條の妻。
ここから覚醒する北條。
そして皐月賞本番へ・・・。
と言う流れなんですが、目覚めた北條の気迫、熱さがさすがの本宮さん。
読者も手に汗握る表情です。
そして、この競馬漫画が他の漫画と一線を画すのは
競馬自体を一切美化することなく「薄汚い賭け」「一家離散を食らったやつもいる」「きれいごとじゃない」と
田原さんの競馬に対する見解も見て取れます。
今の競馬場は綺麗になり、ついに喫煙所はあれど全面禁煙。レース場の端にはお子さんが遊べる広場もあり
家族連れの光景などもはや当たり前。
しかし本質は公営といえどギャンブルなのだ・・・と、改めて感じさせられます。
競馬漫画は基本的には競馬が好きな人が読むのを前提にかつ知らない人に競馬の魅力を、といった漫画が多いのですが
こちらは騎手と騎手のやり取り、騎手の息子の誘拐と言う状況での競馬会側の決定、他にも端々にリアルさを感じ取れます。
これは元騎手である田原さんの経験が非常に濃く表れているコミックとなっています。
皐月賞のレース中の駆け引きもリアルそのもの。
結果を書いてしまっては面白くないので、気になっちゃった方は是非コミックをお買求めください。通販もあります!
そして小ネタ集。あえて画像だけ・・・!
競馬ファンの方にはお!?となる描写かもしれません。
騎手の名前もそうですが馬の名前も元ネタ探しするだけでも楽しくなりますね。
ほかにも本編にはリアルさを増すための沢山の小ネタがちりばめられていますので確認してみてください。
(グランドカオス/高井)
グランドカオス 高井
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