「フルハウス」の続編、「フラーハウス」の為にネトフリを契約したのが2016年。
女性3人集まれば苦しいこともなんのその!(D.Jとステファニーとキミーがメインとなります)
時にハラハラ時に感動、そして受け入れ得なければならない現実と、受け入れられない現実と。
ヤキモキしながらシーズン3とミシェル(オルセン姉妹)待ちです。
という事で、今漫画界を席捲する女性3人組と言えば「タラレバ娘」!!
…も、めちゃんこ私大好きで読んでいるのですが、
今回はほっこりも取り入れてみました。
(通常会は殺伐した漫画紹介なので)
「地獄のサラミちゃん」著:朝倉世界一
祥伝社コミック文庫 全1巻
地獄からモデルになるために人間界にやってきた、えんま大王(お父さん)と人間の女性のハーフである主人公「サラミ」と、
そのアルバイト先のステーキ屋のオーナー「ぴょん子」、そして様々な商売を手掛ける謎多き「プラム」の3人が織りなす、
地獄と地上とを舞台とした愉快な日常ものの漫画です。
90年末から2000年代初のFEEL系全盛期の時代に安野モヨコ・やまだないと・ジョージ朝倉など、
がっつりFEELlコミックス畑を掘り起こしてしまったために、「女怖ぇ~」から
後に教科書的な目線で読ませていただいた個人的に思い出深い作品であり、時代でもあります。
(よしもとばななさんの小説にも出てくるというのは後に知りました…)
主な登場人物ら
(いきなりネタばれ&自分が一番好きなシーンから)
物語の伏線として、実は地上でこっそりお母さんを探していた「サラミちゃん」がついに探し当てて
再会を友達の2人へ報告する場面なのですが、
自分本位かもしれないけど、何処かに行っちゃうんじゃないかと、
「お母さんに会えて良かったね」じゃなく、自分の気持ちを素直に言い出し泣き出すぴょん子。
ええ子。このシーンが一番好きです。
プラムちゃんにも1コマ1ページおススメシーンもありますが、
サラミちゃんを好きで地獄から追いかけてきたゴクジくんが諦めて、もう帰ろうかな、という話で
これはまるごと「プラムちゃん、ゴクジとデートの巻」を読んでください!
この本の中で一番優しくて、背中を押してくれるお姉さん的な立ち位置なんじゃなかろうかと思います。
プラムちゃんはこの漫画の全ての心の形なんだろうと、僕自身の勝手な解釈です。
そしてそして、優しさで溢れているこの漫画にもドキリとするシーンも。
嘘をついていたサラミちゃんに対してのボーイフレンドのビリーくんのセリフ。
この漫画に珍しく厳しい言葉を投げかけます。
普段はおっとりというか鈍感なビリーくんな分、芯のある漢気を感じます。
また、
彼の家に押しかけご飯を振る舞いながら、彼の好きなものを聞く…
と、ときめきが止まらないぜ…。
(何故か唐突にメガネサービス会でもあります)
みんながみんな、すごく成長して何か為すとかないんだけど、誰かが誰かを見守ってくれていて、
この話が終わらないで欲しいなと、もしかしたら自分史上初めて思ったかもしれない漫画です。
最後に、画像の「主な登場人物ら」に戻ってみてください。
まさか全員が自分より年上だなんて…人生の先輩方…ちゃん付してしまってすいませんでした、さーせん!
朝倉世界一作品→http://u0u1.net/Babd
安野モヨコ作品→http://u0u1.net/Babf
やまだないと作品→http://u0u1.net/Babo
ジョージ朝倉作品→http://u0u1.net/Babr
(担当:小泉)
中野店 小泉
1週間のアクセスランキング
カテゴリ
- お知らせ
- 中野店 (54)
- コンプレックス (8)
- 渋谷店 (12)
- サーラ (6)
- 池袋店
- 宇都宮店 (1)
- 札幌店 (9)
- 名古屋店 (12)
- うめだ店 (6)
- グランドカオス (8)
- 福岡店
- 小倉店
月別アーカイブ
- 2018年12月 (6)
- 2018年11月 (8)
- 2018年10月 (6)
- 2018年5月 (21)
- 2018年4月 (25)
- 2018年3月 (23)
- 2018年2月 (23)
- 2018年1月 (29)
- 2017年12月 (29)
- 2017年11月 (27)
- 2017年10月 (27)
- 2017年9月 (28)
- 2017年8月 (29)
- 2017年7月 (28)
- 2017年6月 (25)
- 2017年5月 (31)
- 2017年4月 (29)
- 2017年3月 (14)
- 2017年2月 (12)
- 2017年1月 (30)
- 2016年12月 (30)
- 2016年11月 (27)
- 2016年10月 (25)
- 2016年9月 (30)
- 2016年8月 (30)
- 2016年7月 (29)
- 2016年6月 (28)
- 2016年5月 (29)
- 2016年4月 (27)
- 2016年3月 (28)
- 2016年2月 (25)
- 2016年1月 (29)
- 2015年12月 (27)