ゾンビも良いけど、とある周期に入るとやたら成分探ししてしまいがち。
それがSF成分。確変入りました。
『好奇心は女子高生を殺す』
「好奇心は女子高生を殺す」
著者:高橋聖一 発行:小学館 WEB「サンデーうぇぶり」にて連載中。
7月21日現在12話まで読めます。次回更新は8月14日。
主人公はこの2人。
運動神経抜群で、友達思いのパワータイプの「みかん」
勉強は出来るけど、言葉や感情表現の苦手な頭脳タイプ「 あかね子」
どんどん怪異というか不可思議な世界に巻き込まれていきますが(あるいは巻き込んで)、
タイトルそのままに好奇心旺盛な2人の女子高生は力を合わせて解 決していきます。
山手線が土星と繋がっていたり
宇宙人と取引したり
サンタにリストラくらったトナカイを救ったり
します。
例えば多くの漫画では、かなりマイルドに「死」 を題材にした物語が創られますが、
おそらくどの人間も人生を1回しか体験できませんし、 あの世の概念や伝承の細部をとても丁寧に説明がなされたとしても 、 結局はナレーションが「この話の終わりは...でした」 となりがちなところ、
各話毎にお互いを思いやる気持ち、これ自体が問題解決への導かれた一本筋として漫画に存在し、竹を割った様な強い意思が常に不変のものとして存在しているのです。
これ魅力。
結局は決断する登場人物、 その人間の説得力に掛かっていると思うのです、SFは。
という私個人の見解です。ちゃんちゃん。
裏表紙
バーコードを使った表現も、 2人の関係性やサブキャラ(?)の個性も 漫画のみならず、
本という物体全体でしかけてきてるこの感じ! 堪んないです。
(もちろんカバー裏や折り返し部分にも・・・)
線も魅力的で、各コマのメリハリもデフォルメ表現もGOOD。
1ページに「これがみかん(主人公)だ」 と説明するのに十分な表現
作者の初期衝動が一貫している高橋聖一はSF(すこしふしぎ)
の次世代の担い手です。注目してます。
高橋聖一作品→http://u0u0.net/EMx4
(担当:小泉)
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