さて、ついに超愛の人、は第9回で最終回です。今までのあらすじは・・・
空子と宗匠の密会を見て絶望した一平は山ごもりに。そこにハングライダーで現れた翔子と一平は親密に。翔子と話すうちに一平は翔子にとって神だ、といいだすが納得いかない一平。最終的には一平と、翔子の彼氏幸雄での間で「どっちが翔子をイカせるか」対決になる・・・。
夜にお互いに翔子を抱き、どっちが上かを競おう。先攻は一平、後攻は幸雄。幸雄は夜に備えてチンポを鍛えて打たせ湯に・・・。

冷水→温水でナニを打たせて、これで何がアップするというのでしょうか。とはいうものの男だったら一回はやってみたい行です。
ほかにも男はスタミナだよ、といって大ジョッキに生卵を10個くらい入れて、ニンニクも投入。でのみ干す。これを二郎でやろうとおもったらと思ったら生卵の食券を10個買い、ニンニクマシマシで、といえば理論上は500円で出来ます。が、つまみ出されるのも間違いないところでしょう。
一方一平と翔子は散歩。旅館の部屋で見つけた針を見て、翔子は今日の夜、乳首を張り出ついて欲しいという。

エッ、ぼくにはできないよ! とビビる一平に翔子は、一平さんは神様だから、やられたって痛くはないわ。だって神様だもの・・・とまた謎の展開をするが、一平には理解できない。そんなに云うなら、じゃあ神のコスプレして挑戦してみよう。それしかない! と決意。


古代神かえ! アテネ系かえ! 聖闘士星矢みたいな神殿の柱が似合いそうなナリになった一平、だがそれを見た途端笑うどころか、とろけるようになる翔子。

ああこれがドストレートだったんですか。カップリング的にはそうとうの少数派ですね。

体が歓喜に震えだし、こりゃなまじっかなことじゃ翔子を満足させれないぞ、と自分の振る舞いひとつで全てが台無しになっちゃう瀬戸際の中、反射神経ゼロな一平はやっぱり「実際にはなにすればいいんだ・・・愛撫かセックスか・・・ていうかそんなんじゃないよな・・・」と悩み始める。
で「なにを欲してるのじゃ?」と訊いたところ、針針いってた翔子だけあり、こう答えるよ。

針でチチつっと刺してくれ、と。神様だったら耐えられる、耐えられるもん、痛くない!・・・というんだけど、それは耐えられるんじゃなくて、痛いことして欲しくてたまらないだけじゃないですか!

刺される気マンマンのドマゾっ子を前に、基本的にサドっ気ゼロゼロの一平はやや萎え。震える指で乳首に針を刺そうとするが・・・


だめだ!ぼくには出来ないよ! ぼくは神様じゃないんだ・・・とコスプレした意味を皆無にする逃げ腰発言をベラベラと発する一平。そしてアワアワと見つめる幸雄。
ちがうのよ一平さん! ここで優しく残酷に傷みを受け入れたいのが女なのよ! と反論する翔子。この「理屈で攻める一平」と「官能と感覚でしか会話できない超愛ガールズ」が常に対立構造になってるわけですが、じゃあ落しどころはどこなのか?を探るのがうまいことが一平と一般人との差でしょう。
ぼくには乳首は刺せない、ぼくは一平だ、翔子さん・・・と一平流の愛し方を繰り出すが、やはりここで一平は間違えていた。素の一平ではなく、求められていたのはあくまでも「神様」だってことを・・・。なぜ翔子は幸雄を恋人と認めながら、恋人よりも上位である「神様」が必要なのか、に考えが至らない一平。
そんな一平が繰り出した超愛メイクラブはというとこの有様です!

「あむ」。
ああ胸から攻めるのねとおもいきや・・・

「あむあむあむあむ」
なにこの甘噛みプレイ! やられて喜ぶ女いるの!? 気持ち悪い・・・。 だけれど翔子は大ノリ。
「私の体を食べて―ッ」。疑いもなく応じる一平。

「君を食べてやる~」。
エッどうするの?と見てると

「さーてタルタルソースだ、あそこにはソースだ」・・・と擬似食プレイ! まあたしかにヘンではあるけど、いままでの頭抜けた超愛プレイに比べなんとも惰弱じゃないですか?こんなんじゃあ目の肥えた我々超愛ブラザースは矛をば収められません! 同じく意を強くした幸雄も

「そんなテクは子供だましだぜ」と一蹴。でもすごいですねこの自意識の図。テクニシャン、車、金持、ハンサムが外側の柱で中央が「巨根」でその上が「性豪」。発想がマッチョイズムですね。男根主義、とは云うけど、これだけわかりやすい男根主義ないよ。キンピカの御殿の中央の柱が男根て。

そして擬似食プレイが終わったと思いきや、あむあむプレイがなお激しさを増してきた・・・すごい顔の動きです。ボクシングで言うウィービングですか? だがやがてこのあむあむプレイが何の意味があるのか、幸雄も悟らざるを得なかった・・・

そう、体中に噛み跡をつけるためです! なんかさ、有名ブランドのロゴみたいのが体中にたくさんついてる・・・「この模様が神様の愛の証なのね」って。・・・気味悪いだけだよこんな南洋のヘビみたいな模様ついてても! しかし大感激する翔子。いよいよ挿入だ・・・幸雄さん、いいの? と訊くが、幸雄は青白い顔で震えるだけ。噛み跡プレイを見せ付けられて、自慢の柱が次々と折れ自信がゆらいでいる幸雄。神様神様、ってもだえてる翔子をとられるんじゃないか?そして「俺はこの男に勝てるのか?」と自問自答。さあ一平が先っちょを入れたその時・・・

耐え切れず、一平を突き放す幸雄。やっぱり愛してるんだね、お互いに・・・とほほえましい気分になる一平だが、多幸感に満たされた翔子はほんの先っちょだけでも、とんでもない法悦境が訪れていたのです!
「う 浮いてる!」
気持ちよすぎて浮いちゃいました! 見てください、確かに浮いてましたね?

ビビビビと体が痙攣して、動揺した幸雄と一平が体を抑えても、

「バーン」
浮いてると思ったら跳ねてた、というイキっぷり。とてもじゃないけどこんな上空1・5メートルくらい体が飛ぶほどのエルドラドに足を踏み入れたことがないぼくたち男の子ですが、そういえば福満氏の奥さんも怒りのあまりエビゾってピョンと跳ねてたと思うので
あんがいポピュラーな動きなのかもしれません。
って、でも浮いてたと思ったら実は威勢良く跳ねてた、ってオウムの空中浮遊術みたいなオチですね。

この神がかったイキっぷりと、そしてイカセ対決と了承してたにも関わらず割って入って挿入を阻止したことから潔く負けを認める幸雄。だが勝ち負けはともかく、このことで翔子こそ一番の女性と再認識した幸雄は抱かせてくれ! という。
そこにちいさな、しかし野太い声で。「さあ、そろそろ読者を置いてきぼりにするか」と確かに聞こえました。首をコキコキ言わせながら成田アキラ先生が満面の笑みで登場したように見えました、たしかに。どぎもをぬかれる幸雄のセックスがどういうものか、さあご覧下さい!
服を脱ぐでもなく幸雄は廃屋の部屋にロープを張って弦に見立て、それをベースがわりにボンボンと鳴らすのでした。ちょっとまて、抱くんだろ、翔子を? なにをしようっての?

「♪愛は~男と女のバイブレーション♪」
歌詞がもう腰くだけすぎます!!

「♪世界は全てバイブレーション♪」
しまいには宙に浮き、

「♪世界は全て愛のバイブレーション♪」・・・そうだ、音楽こそ神様なんだ! この心の共鳴。これこそ最高のコミュニケーションじゃないか!と一平も大感激。そして身体が満たされた後の翔子は、今度は幸雄の心で満たされ、幸雄のプロポーズを受け入れるのでした・・・。
これが幸雄流のセックスです。心のセックスです。超愛の視点に目覚めるとコレは十分セックスですよ! ・・・てウソです! こんなピースフルな結末になるバトル見たことない! 高々数十ページがどんな展開だか説明するのに画像が30個必要になるほど難解な話だってことは確実なんだけど!もうどうだっていいですよ! 成田先生にはかないませんとも!
さて、9回にわたった「超愛の人」ですが、どうでしたか? ここまでで4巻の途中。真のラストまではあと1巻と半分もありますが、あとは実際に読んでみてください! ぼくはネタ的に取り上げた部分がありますが、話としての整合性はちゃんと取れている上にかなり深いテーマをきちんと追いきれている稀有な作品ですから!
ちなみにこの「超愛」を取り上げようと思ったのは、こんな面白い本が読まれないなんてどうかしてるよ!との気持ちで始めたのですが、今在庫がいくつかあります! 本店2のショーケースに出てますから、亜院宗匠みたいになりてえな、空子みたいな女性になりたいワ、という選ばれし勇者はぜひ本店2まで!
空子と宗匠の密会を見て絶望した一平は山ごもりに。そこにハングライダーで現れた翔子と一平は親密に。翔子と話すうちに一平は翔子にとって神だ、といいだすが納得いかない一平。最終的には一平と、翔子の彼氏幸雄での間で「どっちが翔子をイカせるか」対決になる・・・。
夜にお互いに翔子を抱き、どっちが上かを競おう。先攻は一平、後攻は幸雄。幸雄は夜に備えてチンポを鍛えて打たせ湯に・・・。

冷水→温水でナニを打たせて、これで何がアップするというのでしょうか。とはいうものの男だったら一回はやってみたい行です。
ほかにも男はスタミナだよ、といって大ジョッキに生卵を10個くらい入れて、ニンニクも投入。でのみ干す。これを二郎でやろうとおもったらと思ったら生卵の食券を10個買い、ニンニクマシマシで、といえば理論上は500円で出来ます。が、つまみ出されるのも間違いないところでしょう。
一方一平と翔子は散歩。旅館の部屋で見つけた針を見て、翔子は今日の夜、乳首を張り出ついて欲しいという。

エッ、ぼくにはできないよ! とビビる一平に翔子は、一平さんは神様だから、やられたって痛くはないわ。だって神様だもの・・・とまた謎の展開をするが、一平には理解できない。そんなに云うなら、じゃあ神のコスプレして挑戦してみよう。それしかない! と決意。


古代神かえ! アテネ系かえ! 聖闘士星矢みたいな神殿の柱が似合いそうなナリになった一平、だがそれを見た途端笑うどころか、とろけるようになる翔子。

ああこれがドストレートだったんですか。カップリング的にはそうとうの少数派ですね。

体が歓喜に震えだし、こりゃなまじっかなことじゃ翔子を満足させれないぞ、と自分の振る舞いひとつで全てが台無しになっちゃう瀬戸際の中、反射神経ゼロな一平はやっぱり「実際にはなにすればいいんだ・・・愛撫かセックスか・・・ていうかそんなんじゃないよな・・・」と悩み始める。
で「なにを欲してるのじゃ?」と訊いたところ、針針いってた翔子だけあり、こう答えるよ。


針でチチつっと刺してくれ、と。神様だったら耐えられる、耐えられるもん、痛くない!・・・というんだけど、それは耐えられるんじゃなくて、痛いことして欲しくてたまらないだけじゃないですか!

刺される気マンマンのドマゾっ子を前に、基本的にサドっ気ゼロゼロの一平はやや萎え。震える指で乳首に針を刺そうとするが・・・


だめだ!ぼくには出来ないよ! ぼくは神様じゃないんだ・・・とコスプレした意味を皆無にする逃げ腰発言をベラベラと発する一平。そしてアワアワと見つめる幸雄。
ちがうのよ一平さん! ここで優しく残酷に傷みを受け入れたいのが女なのよ! と反論する翔子。この「理屈で攻める一平」と「官能と感覚でしか会話できない超愛ガールズ」が常に対立構造になってるわけですが、じゃあ落しどころはどこなのか?を探るのがうまいことが一平と一般人との差でしょう。
ぼくには乳首は刺せない、ぼくは一平だ、翔子さん・・・と一平流の愛し方を繰り出すが、やはりここで一平は間違えていた。素の一平ではなく、求められていたのはあくまでも「神様」だってことを・・・。なぜ翔子は幸雄を恋人と認めながら、恋人よりも上位である「神様」が必要なのか、に考えが至らない一平。
そんな一平が繰り出した超愛メイクラブはというとこの有様です!

「あむ」。
ああ胸から攻めるのねとおもいきや・・・

「あむあむあむあむ」
なにこの甘噛みプレイ! やられて喜ぶ女いるの!? 気持ち悪い・・・。 だけれど翔子は大ノリ。

「私の体を食べて―ッ」。疑いもなく応じる一平。

「君を食べてやる~」。
エッどうするの?と見てると

「さーてタルタルソースだ、あそこにはソースだ」・・・と擬似食プレイ! まあたしかにヘンではあるけど、いままでの頭抜けた超愛プレイに比べなんとも惰弱じゃないですか?こんなんじゃあ目の肥えた我々超愛ブラザースは矛をば収められません! 同じく意を強くした幸雄も

「そんなテクは子供だましだぜ」と一蹴。でもすごいですねこの自意識の図。テクニシャン、車、金持、ハンサムが外側の柱で中央が「巨根」でその上が「性豪」。発想がマッチョイズムですね。男根主義、とは云うけど、これだけわかりやすい男根主義ないよ。キンピカの御殿の中央の柱が男根て。

そして擬似食プレイが終わったと思いきや、あむあむプレイがなお激しさを増してきた・・・すごい顔の動きです。ボクシングで言うウィービングですか? だがやがてこのあむあむプレイが何の意味があるのか、幸雄も悟らざるを得なかった・・・


そう、体中に噛み跡をつけるためです! なんかさ、有名ブランドのロゴみたいのが体中にたくさんついてる・・・「この模様が神様の愛の証なのね」って。・・・気味悪いだけだよこんな南洋のヘビみたいな模様ついてても! しかし大感激する翔子。いよいよ挿入だ・・・幸雄さん、いいの? と訊くが、幸雄は青白い顔で震えるだけ。噛み跡プレイを見せ付けられて、自慢の柱が次々と折れ自信がゆらいでいる幸雄。神様神様、ってもだえてる翔子をとられるんじゃないか?そして「俺はこの男に勝てるのか?」と自問自答。さあ一平が先っちょを入れたその時・・・

耐え切れず、一平を突き放す幸雄。やっぱり愛してるんだね、お互いに・・・とほほえましい気分になる一平だが、多幸感に満たされた翔子はほんの先っちょだけでも、とんでもない法悦境が訪れていたのです!
「う 浮いてる!」
気持ちよすぎて浮いちゃいました! 見てください、確かに浮いてましたね?

ビビビビと体が痙攣して、動揺した幸雄と一平が体を抑えても、


「バーン」
浮いてると思ったら跳ねてた、というイキっぷり。とてもじゃないけどこんな上空1・5メートルくらい体が飛ぶほどのエルドラドに足を踏み入れたことがないぼくたち男の子ですが、そういえば福満氏の奥さんも怒りのあまりエビゾってピョンと跳ねてたと思うので

あんがいポピュラーな動きなのかもしれません。
って、でも浮いてたと思ったら実は威勢良く跳ねてた、ってオウムの空中浮遊術みたいなオチですね。

この神がかったイキっぷりと、そしてイカセ対決と了承してたにも関わらず割って入って挿入を阻止したことから潔く負けを認める幸雄。だが勝ち負けはともかく、このことで翔子こそ一番の女性と再認識した幸雄は抱かせてくれ! という。
そこにちいさな、しかし野太い声で。「さあ、そろそろ読者を置いてきぼりにするか」と確かに聞こえました。首をコキコキ言わせながら成田アキラ先生が満面の笑みで登場したように見えました、たしかに。どぎもをぬかれる幸雄のセックスがどういうものか、さあご覧下さい!
服を脱ぐでもなく幸雄は廃屋の部屋にロープを張って弦に見立て、それをベースがわりにボンボンと鳴らすのでした。ちょっとまて、抱くんだろ、翔子を? なにをしようっての?

「♪愛は~男と女のバイブレーション♪」
歌詞がもう腰くだけすぎます!!

「♪世界は全てバイブレーション♪」
しまいには宙に浮き、

「♪世界は全て愛のバイブレーション♪」・・・そうだ、音楽こそ神様なんだ! この心の共鳴。これこそ最高のコミュニケーションじゃないか!と一平も大感激。そして身体が満たされた後の翔子は、今度は幸雄の心で満たされ、幸雄のプロポーズを受け入れるのでした・・・。
これが幸雄流のセックスです。心のセックスです。超愛の視点に目覚めるとコレは十分セックスですよ! ・・・てウソです! こんなピースフルな結末になるバトル見たことない! 高々数十ページがどんな展開だか説明するのに画像が30個必要になるほど難解な話だってことは確実なんだけど!もうどうだっていいですよ! 成田先生にはかないませんとも!
さて、9回にわたった「超愛の人」ですが、どうでしたか? ここまでで4巻の途中。真のラストまではあと1巻と半分もありますが、あとは実際に読んでみてください! ぼくはネタ的に取り上げた部分がありますが、話としての整合性はちゃんと取れている上にかなり深いテーマをきちんと追いきれている稀有な作品ですから!
ちなみにこの「超愛」を取り上げようと思ったのは、こんな面白い本が読まれないなんてどうかしてるよ!との気持ちで始めたのですが、今在庫がいくつかあります! 本店2のショーケースに出てますから、亜院宗匠みたいになりてえな、空子みたいな女性になりたいワ、という選ばれし勇者はぜひ本店2まで!
中野店 岩井