電子遊戯広場
電子遊戯広場 第131回 約20年ぶりの再会「WRACING」
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昔、僕の住んでた家の隣のお兄ちゃんがこのゲームを持っていて、よく借りては妹と対戦して遊んだのを覚えています。 このゲームにはあらかじめ3つのコースが用意されており、ノーマルコース、エキスパートコース、チャンピオンコースのうちから選んで、先に10周した方が勝ちとなります。 操縦は少し変わっていて、グリップ型のコントローラーで、上下で加速、ブレーキ、左右で他の車をかわしていきます。 このゲームのことはしばらく記憶から抜けていたのですが、あるとき海外の携帯ゲーム誌の表紙になっているのを見て、一気に当時のことを思い出し、ここ最近までずーっと探していました。 ようやく手に入れたとき、こんなにも大きかったんだと本体の大きさに少しびっくりしましたが、なつかしくて結構じーんときちゃいました。 子供の頃はかなりうまくプレイできていたようで、チャンピオンコースでもしっかり感想していたんですが、今やってみると全くダメでした。カーブもすんなり曲がれず、他の車と繰り返し激突。 ファミコンとかもそうですが、なぜ子供の頃できたゲームが、大人になるとこうもダメなのか、いろいろ考えてみました。 やはり必死さが大人になるとなくなってしまうみたいですね。 あの頃はすべてのゲームに対して全力だったみたいです。
※この記事は2006年10月18日に掲載したものです
(担当 佐藤)
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