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Another story 第7回設定が笑えるドラゴンワン
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ファミリーコンピューターのモンスターソフト「スーパーマリオブラザーズ」が発売された同年の1985年に、SEGAからカンフーアクションゲームとして登場しました。 ゲーム内容はさらわれた恋人を、主人公「ドラゴンワン」が悪の組織から救うという典型的なゲーム。 昔のゲームにありがちな?設定が、非常に笑えます。 まず舞台は中国だと思うのですが、主人公以外の登場人物の名前がオカシイのです。 どうでしょうか?…特にRB-TTってロボットが出てくるのもかなり変だし、絵なんか適当すぎる! しかも最後の敵のジョナサンなんか、ネタ切れで透明人間にしましたと言わんばかりの?マークです。 でも、この時代はこれでもみんなには通用する設定だったのでしょう。 同じ年にファミリーコンピューターからも、あの有名なスパルタンXが発売され、一般の方にはこちらの方がなじみ深いと思いますが、このドラゴンワンも影では一生懸命頑張ってアピールしていたことでしょう。 僕から見れば、どちらのゲームも同じくらい楽しく遊べるゲームだと思いますが、ドラゴンワンの方が難易度が高いので、当時の子供たちにはクリアするのがキツかったと思います。 最近のアクションゲームは立体的でとてもリアルなんですが、僕にはイマイチなじめません。 ドラゴンワンのような単純で、ちょっと間の抜けたくらいのゲームの方が楽しんで遊べると言う方は、きっとレトロゲームが好きなんだと思います。
−この記事は2004年10月15日に掲載したものです−
[ 担当 佐藤 ] |