麻雀漫画をオススメする記事、第3回目です。
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麻雀漫画をオススメしてみる 第1回
麻雀漫画をオススメしてみる 第2回
今までオススメしたものがことごとく竹書房でした。
竹書房は、現在では唯一の麻雀漫画専門誌「近代麻雀」を擁する出版社であり、紹介する麻雀漫画が竹書房に偏るのは致し方ないところはあります。
しかし、竹書房以外からも面白い麻雀漫画は数出ています。
今回紹介するのは、現在「ヤングチャンピオン」で連載中の志名坂高次「凍牌」......ではなく、その作者の昔の麻雀漫画「麻雀倶楽部」です。
「凍牌」は結構巻数も出ていて、スピンオフ作品も出ていることから、ご存知の方も多いと思いますが、簡単に説明すると"血みどろ麻雀漫画"です。
たとえば、掻っ捌いた腹から腸がはみ出たので詰めてホッチキスで縫ったり(麻雀漫画のあらすじです)、
6000点失うごとに人が首を吊ったりします(麻雀漫画のあらすじです)。
現在連載中のところでも、ばんばん登場人物が死んでいく......そんなバイオレンスな作品の志名坂高次先生がかつて「マガジンGREAT」で不定期連載していた作品がコチラ
麻雀倶楽部
オリジナルが手元になく、画像が復刻版なのはご容赦ください。復刻版......結局竹書房ですが......。
それはともかく。
こちらは少年誌に掲載とあって、非常にライトな学園もの×麻雀ものとなっています。
「凍牌」のバイオレンスの片鱗もありません。
金銭のやり取りも(基本的には)ないので、純粋に麻雀を楽しむ物語となっています。
あらすじとしては、麻雀好きが揃って学校内で隠れて麻雀を楽しむ、というもの。
麻雀を楽しむ場を守る話、でもあります。
個人的に好きなシーンが第一話の、これ。プール麻雀、超楽しそう。
主人公の得意技が「平和(ピンフ)」で、実に地味。基本にして王道。
おまけ漫画の夢の話でもコレです。徹底しています。
対して、ヒロイン役は最初は麻雀好きの先生、後半からは後輩がヒロイン役になりますが、どちらも強運の持ち主。
この対照的な麻雀の打ち筋を軸に、男女の高校生活を描く作品です。
細かい麻雀ネタも多い。「五門齋(ウーメンサイ)」とか他の麻雀漫画で見たことないヨ! 中国麻将(ちゅんま)打ちたいヨ!
麻雀の楽しさと学園生活の楽しさ、両方を描いた青春漫画「麻雀倶楽部」、本当に「凍牌」と同じ作者の作品なのか、是非読み比べて欲しいと思います。
【次回予告】
奪われた十二の雀技を葬り去るための戦いを描く、麻雀バトル漫画を紹介予定。
グランドカオス 山本
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