明確な定義があるわけではないですが、分かり易いために多用されるのが「ジャンル分け」です。
恋愛モノやバトルモノ、スポーツモノにビジネスモノ等々。
ボーダーレスのものも多いですが、何かひとつ軸があったほうがピンボケせずに済みます。
ところで、最近はどの漫画雑誌を手に取っても載っている、ひとつのジャンルがあります。
誰ともなく言われ始めたジャンルの総称は「デスゲームもの」。
いわゆる「参加者同士による殺し合いもの」です。
ただ、そう定義するとあまりに多くのものがこのジャンルの対象作品になってしまうので、ここでは
「(理不尽な方法・手段によって集められた)参加者同士による(押し付けられたルールでの)殺し合い」
とします。
枠組みが単純な割に、いろんなパターンが考えられるため、今や一大ジャンルとなっています。
しかし、今回紹介する、デスゲームものの走りとなった「この作品」が世に出たときは、今ほどメジャーなジャンルではありませんでした。
何せ「この作品」の売り出し文句が
「某小説大賞最終選考にて 『非常に不愉快』『こういうことを考える作者が嫌い』 という理由で落とされた問題作」
ですからね。
というわけで、今回紹介する作品は原作・高見広春、作画・田口雅之「バトル・ロワイアル」です。
原作小説の刊行が1999年、漫画の連載開始が2000年と、実に20年近く前の作品です。
「デスゲームもの」が溢れている現在では、類似の他作品と差別化するために様々な追加設定があるのが普通になっています。
特殊技能や細かいルールの裏を斯く知恵競べ的な作品が多い昨今の「デスゲームもの」。
対して、当時類似の作品がないため差別化する必要がない「バトル・ロワイアル」は実にシンプルな構成をしています。
・登場人物はとある中学校のひとクラス
・超能力的な特殊能力はなし(中学生離れしているキャラは多々いますが)
・キャラは増えない(ただ淡々と登場人物が減っていく)
もう、ここまでシンプルにはできないんじゃないか、というくらいで、それゆえにフォロワー作品がどれほど増えても色褪せない魅力があります。
そうした"普通の中学校のクラス"に、
「舞台は大東亜共和国という架空の全体主義国家であり、ランダムに選ばれた中学3年生の1クラス全員に武器を与え、1人の最終生存者になるまで見知りあったクラスメイト同士で互いに殺し合いをさせる『プログラム』という催しがある」
という設定を放り込むことで始まる物語は、登場人物たちの内面を丁寧に描くことで"青春物語"や"成長物語"に、設定上当然起きる殺し合いを描く"バトルもの"に、疑心暗鬼が生む"サスペンスホラーもの"に、犯人を探す"推理もの"に、様々な側面を見せながら最後の1人になるまで疾走します。
シンプルな設定ながら物語を非常に印象的なものにしている要素はいくつかあると思います。
細かいシーンを紹介するとネタバレの嵐になってしまうので、以下、そうした要素をいくつか紹介して作品紹介に替えたいと思います。
まずは「バトル・ロワイアル」の、ひいては「デスゲームもの」の象徴ともいえるこのシーン。
小説では地の文の続きでとくに目立った扱いのない台詞ですが、漫画では大きく見開きです。
ありふれた言葉を組み合わせて異質な状況を一瞬で理解させる、よくできた言い回しです。
この台詞を皮切りに、どんどん人が死んで行きます。
次に、この物語を面白くしている魅力的な登場人物として、特に以下の3人を紹介します。
主人公・七原秋也
物語のガイド役・川田章吾
絶対なる敵役・桐山和雄
主人公・七原は熱血漢で、絶望的なこのデスゲームの最中にもクラスメイトを信じて、ゲーム自体からの脱出を試み続けます。
とにもかくにも前向きで、作中のような状況でも健全な精神を失わない、読者の代弁者。
川田章吾は転入生で、クラスで浮いた存在だが『プログラム』のことに詳しく、七原(=読者)のガイド役になる。
そして、桐山和雄です。
個人的には、この物語を面白くしている一番の立役者だと思っています。
他のキャラが大なり小なりクラスメイトを殺すことにためらいを覚えている中、容赦なく血の雨を降らせます。
そのためらいのなさに『理由がない』ことが凄い。
「○○だから生き残らないといけない、そのために殺す」とかではなく、
「コインで裏が出たから殺す」です。
読者に対しての感情移入の拒否であり、『プログラム』内における象徴的な"敵"として描かれます。
この3人がそれぞれの役割をこなすことで『プログラム』が「物語」として語るに耐えるものになっています。
こう紹介して分かるのは、登場人物が実に合理的に配置されていることです。
この3人に限らず、クラスメイト42人がそれぞれ物語の都合のいいように配置されています。
しかし、それは物語の面白さを減らす要素ではなく、そのために『プログラム』というデスゲームが面白く演出されているのが分かります。
最後に漫画版での強み。
やはりイラストの力は強く、特に掲載誌がヤングチャンピオンという青年向きの雑誌だったこともあり、漫画版で強調されるのは"グロ"と"アクション"です。
グロい!
アクションシーン! ......ちゅ、中学生?
遠慮のない刺激が、田口雅之の精緻な筆致で描かれます。
怖いもの見たさで読む層も一発で満足させる迫力です。
『こういうことを考える作者が嫌い』といわれた設定を、どの雑誌にも載ってるような一大ジャンルに押し上げた作品の力、未読の方は是非手に取って確認して欲しいものです。
バトル・ロワイアルの通販ページはこちら→https://order.mandarake.co.jp/order/listPage/serchKeyWord?keyword=%E3%83%90%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%AB&categoryCode=1101&shop=55&soldOut=0
グランドカオス 山本
1週間のアクセスランキング
山本と同じカテゴリの記事
-
サーラの本棚モノ作りは楽しいゾ! DIY漫画の最前線、横山知生「ボクと師匠の秘密工房」
モノ作り、って楽しいですよね? 面倒? その過程もまた楽しいものなのですよ。 というわけで、苦労も楽しいそんな自家中毒気味な趣味、DIY(Do It You...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚指揮者に焦点を当てた音楽漫画、やまむらはじめ「天にひびき」
今期(2018年4月)アニメでは「ピアノの森」を楽しんで見ています。原作が好きなので、どこまでやるのか気になるところ。 音楽モノは漫画の中でも一大ジャンル。切り...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚麻雀を知らないから、で読まないのは勿体無い。名言炸裂人生劇画、甲良幹二郎「麻雀蜃気楼」
本日もよろしくお願いします、うめだ店の山本コウです。 さて。 漫画もこれだけ冊数が出ていると、心を動かす名言というものが沢山あります。 今回紹介するのは、そんな...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚ガイウス・ユリウス・カエサルを描く!内水融「アグリッパ」
私事ですが、半年くらい前からアプリゲームのFate/Grand Order(以下、FGO)を始めました。 自分は歴史ではローマ史が好きなのですが、TYPE-M...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚現代の必殺シリーズ、坂口いく「闇狩人」
"現代"の必殺シリーズ漫画、それが坂口いく「闇狩人」だ!......と、大見得切って始めてみましたが、この"現代"ってのが2018年じゃなくて、30年前の199...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚うさぎだけど漫画を描いてます、近藤聡乃「うさぎのヨシオ」
好きな作家の新刊が出るとなると、既刊を見返したりしませんか?今月は近藤聡乃(こんどう・あきの)「ニューヨークで考え中」の2巻が出るので、自分が同作者の名前を知っ...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚成人式の日に読みたい弓道漫画、平田弘史「弓道士魂」
京都の大学で弓道をしていると、 成人式=三十三間堂 でした。 毎年TVでも放送されるのでご存知の方も多いと思いますが、いわゆる「三十三間堂の通し矢」です。着物姿...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚2017年オススメの漫画たちと、ワクワクが詰まったロケット作り漫画・森田るい「我らコンタクティ」
2018年になりました。 去年も沢山の漫画を読みました。よくもまぁ、次々面白い漫画が出るものだと感心しきりです。 そんな中で、2017年に出た漫画(正確には20...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚最長不倒の麻雀漫画、嶺岸信明×来賀友志「天牌」を読もう
2017年12月末に最新92巻が出る麻雀漫画「天牌」。 麻雀漫画としては当然のように最長の巻数です(2017年末の時点でさらに外伝も33巻まで)。 ここまで長...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚料理漫画? ヤンキー漫画? 奥嶋ひろまさ「頂き!成り上がり飯」
最初は受け付けなかったモノが、気が付けばお気に入りに......という経験は誰しもあるかと思います。 いわゆるジャケ買いみたいに、第一印象でピンと来て当たり、と...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚トリコロ原理主義という病
世の中には「トリコロ原理主義者」という存在がいるそうです。「トリコロ」とは、海藍(はいらん)による四コマ漫画のこと。 症例としては「トリコロが続いていれば......
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚短編漫画のススメ:趣味嗜好を歪ませる魅力、宇島葉「夏実」
「今日の夕飯はお父さんです」(夏実) 今回紹介するのは「夏実」(宇島葉)という、たった4ページの作品。 インパクトが物凄い。 ストーリーは「小説家の女子高生の父...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚「犬が麻雀を打つ漫画」だけじゃない本格復讐劇、沢本英二郎「無法者」
数年前、ネットで以下のような「犬が麻雀を打つ漫画」の画像がよく流れてきました。 【分かること】・細かい点数計算が出来る犬。・劇画調で内容は真面目なものらしい。・...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚四コマ漫画のススメ:ひらのあゆ「ラディカルホスピタル」
四コマ漫画、というジャンルがあります。 各家庭で新聞を取っていた頃は、新聞四コマが身近な存在でした。 アニメ化からのヒットも多い、最近の萌え四コマを思い浮かべ...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚「爽快感0!」のひりつく麻雀漫画、押川雲太朗「リスキーエッジ」
麻雀漫画をオススメする記事、第5回目です。↓↓今までの記事はこちらをご覧ください↓↓麻雀漫画をオススメしてみる 第1回 原恵一郎「凌ぎの哲」麻雀漫画をオススメ...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚データキャラはやられキャラ? そんなスポーツ漫画の常識を覆す主人公の躍進を見よ。スポーツ漫画の文法を無視しまくりな「ベイビーステップ」の面白さ。
毎回このブログでいろんな漫画を紹介させて頂いていたわけですが、いわゆる長編コミックスは意図的に避けていました。 理由は大きく2つ。 1:長編だとそれだけ人口に膾...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚ペイントピッチャー! ボクサーと野球勝負! 異端野球マンガ「球鬼Z」
今年もプロ野球の季節が始まりました。 去年(2016年)は広島が25年ぶりのリーグ優勝ということで盛り上がりましたね。 野球は国民的スポーツということもあり、非...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚灘麻太郎原作の忘れられた麻雀漫画「噫!麻雀創世鬼」
世には知られていない麻雀漫画が山ほどあります。 古い麻雀劇画雑誌を整理していたら、 「構想10年"カミソリ"灘麻太郎プロが放つ 必殺の大河伝奇ロマン!!」 と派...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚そうだ、キャンプへ行こう
祝!アニメ化、ということで、ブレイクする前に紹介しよう、という下心のある記事です。 紹介するのは、雑誌「まんがタイムきららフォワード」で連載中、この前(20...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚面白い漫画を見つけるシンプルな方法
本日もよろしくお願いいたします。 うめだ店コミックスタッフの山本コウです。 現在書かせていただいている「麻雀漫画を紹介してみる」をちょっと休憩して、今回は文字...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚麻雀漫画をオススメしてみる 第4回 みやぞえ郁雄・志村裕次「真・麻雀伝説 風の雀吾」
麻雀漫画をオススメする記事、第4回目です。 ↓↓今までの記事はこちらをご覧ください↓↓ 麻雀漫画をオススメしてみる 第1回 麻雀漫画をオススメしてみる 第2回...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚麻雀漫画をオススメしてみる 第3回 志名坂高次「麻雀倶楽部」
麻雀漫画をオススメする記事、第3回目です。 ↓↓今までの記事はこちらをご覧ください↓↓ 麻雀漫画をオススメしてみる 第1回 麻雀漫画をオススメしてみる 第2回 ...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚麻雀漫画をオススメしてみる 第2回 神田たけ志「ショーイチ」&谷口亜夢「雀鬼サマへの道」
麻雀漫画をオススメする記事、第2回目です。 ↓↓第1回目の記事はこちらをご覧ください↓↓ 麻雀漫画をオススメしてみる 第1回 麻雀漫画を紹介する上で外せない人物...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚麻雀漫画をオススメしてみる 第1回 原恵一郎「麻雀放浪記 凌ぎの哲」
週刊少年マガジンで連載していた麻雀漫画、甲斐谷忍「無敵の人」最終巻が先日発売になりました。 同誌では「哲也~雀聖と呼ばれた男~」以来の麻雀漫画連載ということで、...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚狩猟漫画「猟犬探偵」と作家・稲見一良
最近、ジビエ料理が流行っているらしいです(ソースはN○K)。 漫画を読まれる方では「ゴールデンカムイ」(集英社:野田サトル)や「山賊ダイアリ ー」(講談社:岡本...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚本屋は戦場
この記事を書いているスタッフ・山本コウは、まんだらけに勤める前は本屋に勤めていました。いわゆる書店員というものです。 約8年勤めて、文芸や人文の担当からコミック...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚女神の照らす灯りの先を見に行こう
「面白い漫画はありませんか?」 この仕事をしていると、よくそう尋ねられます。 店頭でこの質問を受けると、待ってました、とばかりにいろいろ紹介させてもらっています...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚2016年一番自分の生活環境を変えた漫画
お盆も過ぎて、夏の終わりも見えてきました。 2016年もだいたい漫画漬けな毎日だったわけですが、それでも当然読んでない漫画のほ うが多いわけです。 そんな中で「...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚旅のお供にこの漫画。どんな過酷な旅も怖くなくなる処方箋!?
旅は好きですか? 旅漫画もいろいろあります。 そんな中で、自分のお気に入りの漫画が、本日紹介するこちら。 ほりのぶゆき「旅マン」(小学館) まず何よりデザイン...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚アニメは「愛」で作るのだ。アニメの現場な漫画、花村ヤソ「アニメタ」
2016年上半期のベストを語りたいと思います。 まず、自分(うめだ店少年・青年コミック担当:山本コウ)の漫画の好みは以下のようなものになります。 ・成長物語 ・...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚祝「ド嬢」アニメ化、ということで施川ユウキ作品を紹介します
おはようございます。うめだ店の山本コウです。 このブログを読むような皆さんは、それぞれ好きな漫画があると思いますが、その漫画を好きになったキッカケ、瞬間、という...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚「執着にはドラマがある」。短編漫画のススメ。
漫画雑誌に掲載される短編。 その多くはコミックに収録されることもなく、読者の話題に出ることも少なく、消えていきます。 読者も、なかなかひとつひとつの短編を覚えて...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚数学は楽しい! 「数学ガール フェルマーの最終定理」を読もう。
まずは別の漫画から、サチ姉さんの名言を。 「数学ってできると楽しいよね」(柊ゆたか:アスキー・メディアワークス) 「数学」は分かると面白いんですよね。その「面...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚お仕事四コマ2選
うめだ店の山本コウです。皆さん、四コマ漫画読んでますか? 四コマ漫画の利点ってなんでしょう? 個人的にはどこからでも読めて、いつでも止められるところ、だと思って...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚「咲-saki-」や「アカギ」「哲也」などで初めて麻雀漫画に触れた人に勧める「次に読んで欲しい麻雀漫画」
まんだらけの麻雀担当、山本コウです。麻雀漫画好き=麻雀が強いと思われて、誰も麻雀に誘ってくれません。わたしの雀力なんて、 と言われている人たちと同じ程度で...
グランドカオス 山本
-
サーラの本棚水上悟志の隠れた名作「サイコスタッフ」
座右の銘、という言葉があります。常に心に留めておいて、戒めや励ましとする言葉です。 この記事の筆者、うめだ店のコミックスタッフ:山本コウは水上悟志「惑星のさみだ...
グランドカオス 山本
カテゴリ
- お知らせ
- 中野店 (54)
- コンプレックス (8)
- 渋谷店 (12)
- サーラ (6)
- 池袋店
- 宇都宮店 (1)
- 札幌店 (9)
- 名古屋店 (12)
- うめだ店 (6)
- グランドカオス (8)
- 福岡店
- 小倉店
月別アーカイブ
- 2018年12月 (6)
- 2018年11月 (8)
- 2018年10月 (6)
- 2018年5月 (21)
- 2018年4月 (25)
- 2018年3月 (23)
- 2018年2月 (23)
- 2018年1月 (29)
- 2017年12月 (29)
- 2017年11月 (27)
- 2017年10月 (27)
- 2017年9月 (28)
- 2017年8月 (29)
- 2017年7月 (28)
- 2017年6月 (25)
- 2017年5月 (31)
- 2017年4月 (29)
- 2017年3月 (14)
- 2017年2月 (12)
- 2017年1月 (30)
- 2016年12月 (30)
- 2016年11月 (27)
- 2016年10月 (25)
- 2016年9月 (30)
- 2016年8月 (30)
- 2016年7月 (29)
- 2016年6月 (28)
- 2016年5月 (29)
- 2016年4月 (27)
- 2016年3月 (28)
- 2016年2月 (25)
- 2016年1月 (29)
- 2015年12月 (27)
最新の記事
このブログが掲載されている現在も絶賛公開中。 宇宙世紀ガンダムとしては27年ぶりの新作劇場と話題になっている「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」 「機動戦士ガ...
うめだ店 森田
小学館 篠房六郎『おやすみシェヘラザード』 とある女子高、女子寮。まだ5月だというのに暑い夜が続くある日・・・ 1年生の二都麻都(にとあさと)は友人の部屋へ行こ...
渋谷店 田名部
最近、海外版のA.D.POLICEのDVDを買って観たらDISC1に最終巻であるDISC3の内容が入ってたんですよ。 で、あの時代のアングラな設定のOVAって...
コンプレックス 内村
間が空いてしまいましたが今回も私的なおすすめラノベを紹介させていただきます。 今回紹介するのはイスラーフィールさん作の「淡海乃海 水面が揺れる時」。 副題で「...
サーラ 阿部
集英社 佐野ロクロウ、肥田野健太郎 『ジガ-ZIGA-』 あらすじ---少年ジャンプ公式サイトより--- 明るく充実した学校生活の一方、「怪物に潰される」...
コンプレックス 山田
はじめて記事を書かせていただきます中野店の高畠と申します。 SFだいすきアイマスPです!今後ともよろしくお願いいたします! さて今回は、一見かわいらしい絵本のよ...
中野店 高畠
連載開始したサーラの本棚!! どうも、おひさしぶりですうめだ店コミックスタッフの山崎です。 あまりに久々すぎて誰が何を紹介してたかすっかり忘れてしまってるの...
うめだ店 山崎
いやー、すっかり寒くなってきましたね。日中は暖かくても夜はもうダウンジャケットじゃないと寒くて、日々モコモコして過ごしております。「ワールドトリガー」が連載再...
中野店 長谷川
そろそろアニメ化の話があってもおかしくはないのでは...と個人的に思っているこちらの漫画をご紹介。タイトル:憂国のモリアーティ 構成:竹内良輔 漫画:三好輝コナ...
小倉店 藤野
当ブログのアクセスランキングで根強い人気を誇っているのがとうとう「島耕作担当」を名乗り始めた、弘兼憲史大好きおじさん・臼井による一連の島耕作シリーズ。 (未読の...
中野店 清水